先日行った47BASE編集長、柄木田へのインタビューで株式会社キュリバーのお仕事では、クライアントのホームページ改善に関わることが多いと伺いました。
今回のインタビューは前回の続きものとして、より具体的なホームページ改善について質問しましたので、キュリバーへ制作・リニューアル・運用など、ホームページ関連の相談を検討している方はぜひご覧ください。
また前回のインタビュー記事をご覧になっていない方は以下のボタンよりご覧いただいてから、当記事をご覧いただくと理解しやすい内容になっていると思います。
どのようなホームページ改善の相談をされることが多いの?

編集部
クライアントからどのようなホームページ改善の内容を相談されることが多いですか?
会社経営でも店舗運営でも、事業運営では大なり小なり、主に集客面でホームページの活用でお悩みの方は多いと思いますが。

集客系のホームページ改善でいうと、基本的には2パターンあります。
1つ目が「自社でホームページ関連に詳しい人がいないので、丸っと改善関係を全部お願い!」というケース。
これは端的に言うと、ホームページの何をどうしたら良いかわからないケースです。
でもホームページ自体はどうにかしたいから、何が問題で、その問題をどう改善したら自社にとって良いのか。
その改善策の提案から、改善作業までを一貫して行なって欲しいという形になりますね。

柄木田

編集部
どちらかといえば、そのような形で「何をやるか具体的には決まっていないけど、どうにかしたいから相談」みたいにお問い合わせいただくケースが多い印象です。
そうですね。なかなか具体的なホームページの改善案までを定めた状態で、ご相談いただくケースは少ないですね。
日常的にホームページを作成したり、改善したり、運用したりなど、丸っとやったことがあるスタッフさんが居ないことには、そもそもどこが問題かを把握するのも難しいと思います。
例えば車の調子が悪くて、「過トルクでクランクシャフトがおかしいから直してくれ」みたいに、一般の方が車屋さんにピンポイントで改善点を指摘するのは現実的じゃないですよね。
それと同じで、ホームページ改善においてもウェブの専門業者として現状を確認して改善点を洗い出して、ご提案する流れが多いです。

柄木田


編集部
それがクライアントが抱えるホームページ関連のお悩み!
というわけですね。
そうですね。2パターン目として、具体的な改善法が決まっているケースもありますが、それは稀です。
なので1つ目を、もう少し深掘りすると「ウェブコンサル会社に依頼したことがあるけど、アドバイスだけだから、結局どうすれば良いかわからず意味がなかった。」
「ホームページの制作会社にブログを書いた方がいいと言われたので書いてみたけど、これで良いのかわからない。」(制作会社なので集客面の専門的なアドバイスはもらえないことが多いため。)
「集客のためにホームページで情報発信しようと思って色々いじってみたけど、正しい状態になっているのかどうかわからない」のようなケースが多いですね。

柄木田

編集部
なるほど。それは集客面に関してですが、デザイン系もそういった形が多いですか?

そうですね。デザイン面もなんとなくイメージはあるけど、相談に乗ってもらって一緒に決めたいみたいなケースが多いですね。
それからホームページのデザインリニューアルのみのご相談もありますけど、集客面が絡むご相談が多いですね。
もしくはデザインリニューアルに際して、同時にホームページ運用面も改善したいというケースもあります。
集客やお知らせ投稿やブログ投稿など情報発信や、映像制作などのプロモーション系も含めてという形で。

柄木田

編集部
集客面のご相談が多いとのことですが、そもそもホームページを活用した集客がうまくいかない理由はなんなのでしょう?
いくつか原因はあるんですが、ホームページ自体に問題がある場合が1つ。
もう1つが掲載するコンテンツに問題があるケースですね。(これはまた今後のインタビューで解説します。)

柄木田
ウェブ集客の問題はホームページ自体にあるってどういうこと?

編集部
専門のホームページ制作会社に作ってもらっていても、ホームページ自体に問題があるってことですか!?集客面的には。
はい。高価格帯(高級車が買えるくらい)で制作を請け負っているホームページ制作会社でも、集客系の設定が適切ではない、不十分なことは結構あるんです。
「〇〇(有名な某制作会社)に作ってもらったんですけど、うまくいってなくて…。」という相談を受けて、ホームページ内を見て驚いたことがありますね。
あの会社がこういう設定で納品してしまっているんだ…。みたいな。

柄木田

編集部
どんなことに驚いたんですか?
色々あるのかもしれないですけど。
そうですね。わかりやすいとことで言うと、ウェブページの階層構造なんですが。
例えばこれ見てください。左が当社の公式ホームページで、右側が有名な制作会社が作成したホームページです。

柄木田


編集部
右側は「最初のヘッダータグはh1であるべきです」とか「内容が隠されていすようです」とか。
エラー?チェック?が出てしまってますね。
そうですね。
まずこれは簡単にいうと、ウェブページにおける目次のようなものです。
本に例えるとわかりやすいと思いますけど、一般的に本ってタイトルがあって、数ページ目に目次があるじゃないですか。

柄木田

編集部
はい。それでこの本はどんな内容なのか、その本にどんなことが書かれているのか把握しますよね。

はい。そのタイトルと目次がおかしい状態になっていることを示しています。
「最初のヘッダータグはh1であるべきです」というのは、本に例えると「本のタイトルがついていません」ってことです。
タイトルのない本って変ですよね。でもそういう状態になっているんです。

柄木田

編集部
なるほど。確かに変。なんの本かわからないってことですね。
はい。これはホームページの問題や修正点をピックアップしてくれるツールで見ているんですが、左は綺麗ですよね。
反対に右はホームページをPCやスマホで見る分には問題ないんですけど、こうした設定面から見ると色々な箇所でエラーが出てしまっていますよ。ってことなんです。
大手であってもこういった形で、ホームページの裏側の設定に不備があるケースが結構あるんです。
こうした問題や不備を修正して、ホーうページをより良い状態にするのが、当社で行なっているホームページ改善の1つですね。

柄木田

デザイン優先で作ったホームページは集客面が疎かになる?


編集部
大手のホームページ制作会社でも裏側を見ると、そういったことがあるんですね…。
素朴な疑問なんですが、なぜそういった不備のある状態で納品しているんですか?
前回のインタビューでも少し話した通り、人から見えるホームページのデザイン自体がきれいでも、それを構成している裏側(プログラム)は基本的に見えないんです。
なので「表側が綺麗に見えてればOK」という感覚があるんだと思います。
でもそれが”悪いこと”とか、”ダメなこと”みたいには、一概に思ってないですよ!
ただデザインと集客がもう少し両立できたらといいよね、みたいには思っていますね。

柄木田

編集部
というのは?

一例ですけど、見た目のデザインが70万のホームページを、50万の予算で作るのは、普通に考えると無理じゃないですか。
でも裏側の集客面の設定やプログラムを簡略化して(先ほど例に挙げたように)、制作の工数を削減すれば50万でも70万程度のデザインのホームページもできます。
なのでクライアントに「50万の予算しかないけど、見た目が70万のホームページにしたい」と言われたら、他で手間をかけないようにコストカットして制作せざるを得ないというか。
仮にクライアントに対して、その懸念点を説明していたとしても、クライアント側はデザインさえよくればOKというケースも多いので、それで制作が進むことも珍しくないんです。

柄木田

編集部
なるほど。
そうするとデザインを良くするために、集客面の設定などが省略されてしまったりってことですね…?
それで後になって集客面に課題を感じて、キュリバーにホームページ改善を相談してくれるという感じで。
そうです、そうです!
そもそもホームページ制作では、デザインと集客面がトレードオフ(一方を得るために他方を犠牲せざるを得ないこと)的になることもあります。
なので一概に集客面の設定が不適切なことを、問題だと定義するのは難しいんです。
しかしデザインを重要視しすぎると、他が疎かになってしまうケースも多いということです。

柄木田


編集部
なるほど。トレーオフのところから、少し難しくなってきました。
すみません。 そしたら車製造において、加速を良くするために車重をどうにか軽くしたいとしましょう。
その場合、色んな部品を軽量化することを考えると思います。すると強度が落ちて安全性に問題が出ますよね。(専門家ではないので参考程度にしてください)
それと同じでホームページ制作でも何かを重視しすぎると、何かを犠牲にしないといけないケースも出てくる感じです。

柄木田

編集部
その例だとイメージできます!
それでも良いというのがクライアントのオーダーであれば、制作会社は基本的に下請けになるので仕方がないというか。
当社もそうですが、あくまでも制作会社というのは、先方の事業があって、その上でお仕事をいただいている側になるので。

柄木田
デザイン性と集客力を両立したホームページ制作なら当社へ!

編集部
ホームページ改善といっても色々あるんですね。
大手の作ったホームページでもそういったことがあるというのは驚きました。
クライアントも同意の上でやむを得ず納品されているケース。
もしくはクライアント側はわからないから大丈夫という理由で手抜きで納品されているケース。
他には制作会社自体がそういった集客面を考慮していないケースがあると思います。
その結果、後になって集客を考える際、ホームページ自体に原因がある場合も多いので、(インタビューの最初に)ホームページ自体に問題があるとお話ししました。

柄木田


編集部
なるほど。
するとホームページを運用して集客や販促のために、使いたい場合はデザイン性だけで制作会社を選ぶのは良くないってことですかね。
うーん、一概にそうとは言えないケースもあると思いますけど、私自身の考えとしては、そうですね…。
もちろん名刺程度にしかホームページを使わない場合や、ホームページ自体が存在すればOKというケースもあると思います。
その場合はデザイン最優先で良いと思います。

柄木田

編集部
最近はデザインだけ良ければOKというクライアントは少ないですけど、すでに集客力やブランディングができていて、作るだけで見てもらえるホームページであればそれでもいいですよね!
でもかなりの大手企業でない限り、すでに集客力があるケースは少ないですよね…。

その場合は、デザイン性だけを加味して依頼するのもありだと思っています。正直、格好よければ格好いいほど良いと思いますから!笑
でも会社のホームページとして作っている以上、集客や販促に活用できた方がいいので、デザインも大切にしながら集客面も大切にする形をとっていますね。

柄木田

編集部
ご相談いただくクライアントではそうしたお考えの社長さんが多い感じはしますよね。スタッフの方も集客や販促面まで考えられて、ご連絡くださるというか。
逆に見栄えが良ければOKという考えの方は少ないかも。
では最後にメッセージをお願いします!
(当記事冒頭で出たホームページ改善におけるコンテンツはまた後日インタビューしようと思います)
そうですね。
もちろん見た目のデザインはとても大切だと思っています。
でも事業用のホームページはデザインに加えて、集客や販促効果も大切!
そういったお考えのもとで、ホームページの制作・リニューアル・運用などをご検討の場合は、ぜひ当社へご連絡いただければと思います。

柄木田
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