おやじのハンバーグ LFいちかい(以下、おやじのハンバーグ)は、国産銘柄牛「栃の木黒牛」や黒毛和牛を使用した手作りハンバーグを提供する、栃木県市貝町にあるお店。
ハンバーグをメインに豊富なメニューが揃い、商品作りは食材の仕入れから保存・管理、調理法に至るまで、全ての工程にこだわりが詰まっています。
そんなおやじのハンバーグで作られる、ハンバーグ・海老フライ・サーロインステーキの調理風景を撮影する機会を頂きました。
そこで今回は商品作りの様子に加え、実際に頂いたハンバーグやステーキ等の食事メニューからデザートメニューまでご紹介していきます!
おやじのハンバーグについて
栃木県道69号(宇都宮茂木線)沿い、「道の駅サシバの里いちかい」内に、テイクアウトスタイルのグリルレストランとして店舗を構える、おやじのハンバーグ。
食事類はテイクアウト用の容器で用意してくださるので持ち帰りでの利用はもちろん、施設内の飲食スペースやお店の前にあるテラス席で頂くことも可能!
店内には共用のテーブル席が4卓ほど、壁際には5名ほどの席も用意されています。
また新聞やテレビ等のメディアで取り上げられることの多いおやじのハンバーグには、これまでの取材や出演の記録がたくさん並んでいます。
スポーツ選手や芸能人のサインもたくさん!
またおやじのハンバーグの前身となっているのは、松阪牛一頭買いや松阪牛階段盛りを提供する松阪肉正規指定販売店のお店として知られた、栃木県有数の焼肉レストラン「真岡闇市」!
そんな「真岡闇市」のノウハウを活かし、そこで経験を積んだスタッフさん方が中心となって、おやじのハンバーグも運営されているそうです。
こだわりが詰まった商品作り
おやじのハンバーグの商品作りは、仕入れる素材から保存・管理、調理法まで、全ての工程にこだわりが詰まっています。
ここではそんなおやじのハンバーグで作られる、ハンバーグと海老フライ、サーロインステーキ作りの様子をご紹介!
ハンバーグ作り
おやじのハンバーグのハンバーグ作りは、同じく市貝町にあるJETファームから出荷される栃の木黒牛をメーカー直で、新鮮な原材料を仕入れるところから始まります。
一般的に流通しているハンバーグは、端材肉なども使用され、冷凍保存されていることが多いですが、おやじのハンバーグでは、ご覧の通りそのまま焼肉でも頂けるレベルの新鮮な赤身肉を店内でミンチに。
調理の様子を見せていただいた際、「このレベルの肉をミンチにしてしまって良いのですか!?」とも思いましたが、これこそがおやじのハンバーグの美味しさの秘訣!
作るのに時間と手間のかかる、玉ねぎのペーストも手作り。
ミンチに混ぜ合わせるつなぎは玉ねぎペーストに加え、玉子や牛乳、岩塩、ブラックペッパー、パプリカ、麩、そして無添加特級のパン粉のみ!
肉本来の味とジューシーさを損なわないよう、つなぎの量は最低限。
混ぜ合わせたハンバーグのタネを計量器に乗せて計量していきます。
「もはや計量器は必要ないのでは?」と思うレベルで、規定の量ピッタリにタネを計量器に乗せていくスタッフさんの手捌きが印象的。
成形したハンバーグを冷蔵庫で落ち着かせます。
冷蔵庫で保存されているハンバーグは、注文され次第、一枚ずつ最終的な形に整えていきます。
スピーディに空気を抜き、成形していく鶴見社長の手捌きは圧巻!
成形されたハンバーグを焼き上げていきます。
上質な脂をまとって輝くハンバーグ。
つなぎの量が最低限で肉が多めだからか、ハンバーグの良い香りが調理場いっぱいに広がります。
ついにハンバーグが完成!
こちらのハンバーグにソースをかけて盛り付けると、以下でご紹介する「和風オニオンハンバーグ」「手作りデミグラスハンバーグ」になります!
海老フライ作り
おやじのハンバーグの海老フライは、世界的にも最高品質と呼ばれる「パラダイス・プロン」という大きな海老が使用されています。
またこの海老はオーストラリアの東側にあるニューカレドニアで採れるそうで、なんとお刺身でも食べられるほどの鮮度で、なんとも贅沢な海老フライ!
まずは小麦粉と玉子をまとわせ、パン粉で衣を付けていきます。
そして綺麗な油で揚げていきます。
揚げ終わった海老は縦向きでバットに置いて、油を切っていきます。
こうしておくことで、油が落ちやすくなり、カラッとした状態でいただけるのだそう!
こうした細かな配慮が嬉しい。
こちらの海老フライは以下でご紹介する、「天使のエビフライ グルメ BOX」で頂けます!
サーロインステーキ作り
お次はステーキの王様とも呼ばれ、牛肉の赤身に脂肪が適度に入り込み、ジューシーで甘味を楽しめるサーロインステーキ。
おやじのハンバーグではハンバーグ類だけでなく、ステーキ類もいただけるのも嬉しいポイント!
この日、見せて頂いたのは栃木県産の黒毛和牛サーロインで、私たち(よんなな)ともご縁がある、4.7kg。
大きなサーロインの塊!
なかなかこのビジュアルを目の当たりにすることは出来ません!
鶴見社長の手によって、余分な筋や脂身を丁寧にカット。
そして綺麗に成形されたサーロインは、いよいよ網の上へ。
焼き上がってからすぐさま、食べやすい大きさへとカット。
こちらのサーロインステーキが、以下でご紹介する「黒毛和牛サーロインステーキ重」になります!
メニュー
おやじのハンバーグのメインメニューは、ハンバーグ類をはじめステーキ類や季節限定のメニューまで、肉料理をメインに数十種類がラインナップ!
さらにサラダ・スープ・ポテトなどのサイドメニューも充実しています。
引用元:おやじのハンバーグ
また各種コーヒーや紅茶をはじめとするドリンク類も充実しており、シェイクやフロート、ジェラートなどのデザートまで!
引用元:おやじのハンバーグ
メインからサイド、ドリンク、デザート、さらに期間限定メニューまで、これだけ豊富に揃っているので、いつ行っても様々な商品を楽しめるのも、おやじのハンバーグの特長です。
ここからは実際に頂いた、おやじのハンバーグのメニューを7種類ピックアップして、ご紹介します!
いちかいチカラめし
味付けされた「栃の木黒牛」がたっぷり盛られた「いちかいチカラめし」
味付けは焼肉・オニオン・レフォール・ガーリック・コチュジャンの5種類から選択でき、今回はレフォールをチョイス。
サイズは小・中・大・特大・市貝チョモランマの5種類から選択可能で、今回は大でお願いしました。
ちなみにレフォールはホースラディッシュ・西洋わさびのことで、ほのかな辛味と香りがあり、柔らかい牛肉の旨みを引き立ててくれ、一層ご飯が進みます!
また「いちかいチカラめし」と同じような丼タイプは、「いちかいデミ丼」「手作り吊るしチャーシュー玉子丼」などもラインナップ。
サイドメニュー的に注文も可能な小さめの丼は、「いちかいローストビーフごはん(小)」「いちかいすじ煮ごはん(小)」「すじ煮カレーごはん(小)」なども提供されています。
和風オニオンハンバーグ
和風に味付けされたオニオンソースがたっぷりかかっている「和風オニオンハンバーグ」
ふんわりジューシーなハンバーグを、しっかりめに味付けされたソースが引き立ててくれます!
揚げたてのポテトが乗っているのも嬉しいポイント!
ちなみに鶴見社長おすすめのメニュー「おやじのハンバーグ(「栃の木黒牛」ハンバーグと天ぷらがセットの商品)」でも、ソースは和風オニオンです。
社長おすすめのメニューでも採用されるソースとハンバーグなので、メニュー選びに迷ったら「和風オニオンハンバーグ」をぜひ!
いちかいローストビーフ重
「栃の木黒牛(市貝産)」のもも肉をふんだんに使用した「いちかいローストビーフ重」
おやじのハンバーグの前身である、「真岡闇市(焼肉レストラン)」で提供していた、ローストビーフ作りのノウハウが注ぎ込まれた商品。
デフォルトのソースに加えて、キムチ・生姜・わさびが付け合わせに乗っているので、味を変えながら頂けるのもポイント!
ですが、赤身由来の深みある旨みを感じられるので、まずはデフォルトの状態でも食べて欲しい一品。
今回、「いちかいローストビーフ重」はテイクアウトのため、調理後、数時間経過してから頂いています。
しかしローストビーフの柔らかくしっとりした食感はそのままに楽しめたので、お土産にもおすすめしたい商品です!
手作りデミグラスハンバーグ
ハンバーグといえばやっぱりデミグラスソースで食べたい!という方におすすめしたいのが、「手作りデミグラスハンバーグ」
おやじのハンバーグのデミグラスソースは、国産牛すじ肉と野菜をワインなどと煮込むこと、なんと1週間!
その末にようやく完成するのが、こちらのソースなのだそう。
断面からは肉汁が溢れ出します!
これほど肉汁が出るのは、新鮮で上質な赤身肉、つなぎは最小限で作られるハンバーグだからこそなのでしょう。
野菜や肉の旨みを感じられるデミグラスソースは、やっぱりハンバーグとの相性も抜群!
付け合わせのポテトをデミグラスソースで頂くのも美味しい。
また「デミ煮込みハンバーグ」「手作りデミグラスチーズハンバーグ」など、他の商品でもデミグラスソースを使用している商品があるので、そちらもぜひチェックしてみてください!
黒毛和牛サーロインステーキ重
容器からはみ出るほど大きな、特上サーロインを堪能できる「黒毛和牛サーロインステーキ重」
おやじのハンバーグでは、こうしたサーロインや牛タン、赤身肉、吊るしチャーシューといった、ハンバーグ以外のメニューも充実しているのが嬉しいポイント!
サーロインの甘みある脂と肉をデフォルトのフライドガーリックとソースで味わいつつ、付け合わせのキムチ・生姜・わさびで味変しながら頂けるのも贅沢!
ちなみに若いお客さんだけではなく、60代、70代くらいのお客さんでも、こちらのサーロインを頂く方が多くいらっしゃるのだそう。
新鮮かつ余分な筋や脂身が丁寧にカットされている、おやじのハンバーグのサーロインだからこそなのでしょう!
天使のエビフライ グルメ BOX
大きな海老(品種:パラダイス・プロン)が2尾、丸々乗った「天使のエビフライ グルメ BOX」(ご飯セットも可能)
生食でも頂ける品質・鮮度が良い海老をフライにした贅沢な一品で、タルタルソースまで自家製というこだわりよう。
海老フライといえば身の部分だけ食べるのが一般的ですが、おやじのハンバーグで使用するこちらの海老は、殻が薄いので頭から尻尾まで全て頂けます。
身はもちろんですが、海老の頭を頂いた際に感じる、香ばしさとほのかな味噌の風味はなんとも幸せな味わい。
おやじのハンバーグと言えば、ハンバーグやステーキメニューは外せませんが、こちらの海老フライも絶品なのでぜひ!
ちなみにこの海老フライは、「ハンバーグ&天使の大海老フライ」「おやじのMAXグリル」であれば、ハンバーグとセットでも頂けます。
益子天然はちみつバニラシェイク
濃厚で滑らかなバニラシェイクの中に、天然のはちみつがたっぷり入った「益子天然はちみつバニラシェイク」
甘いバニラシェイクと甘いはちみつの組み合わせですが、それぞれを引き立て合う良い相性!
「どこよりも濃厚なシェイクを目指した」という鶴見社長のお話通り、とてつもなく濃厚な味わい!
はちみつが加わることで、単に甘さが増すのではなくまろやかに、そして奥行きのある甘みになるような印象。
また表面にはちみつをかけただけの商品ではなく、カップの底にもはちみつが!
こうした心遣いが商品に現れているのが、おやじのハンバーグの素敵なポイント。
おやじのハンバーグでは、こちらの他にも「EXTRA濃厚バニラシェイク」「いちかいとちおとめシェイク」といったシェイク類もあり、益子天然はちみつが入ったコーヒーまで!
さらに他にも各種フロートやジェラートなど、ドリンク・デザートメニューが充実し、カフェ専門店並のラインナップ。
メインのハンバーグやステーキメニューに加えてデザートも、ぜひお店でご堪能ください!
動画で見る「おやじのハンバーグ」
おやじのハンバーグの商品製造の様子は、動画でも撮影させて頂きました。
動画の最後には、おやじのハンバーグの皆さんの声を録音して、サウンドロゴも制作させていただきました。
こちらもぜひご覧ください!
最後に
今回の撮影を通し、おやじのハンバーグの商品作りに触れたことで、なぜこれだけ多くの方々がおやじのハンバーグへと集まるのかを、商品の面から垣間見ることができたように感じます。
ハンバーグ作り1つをとっても、素材は新鮮な状態でメーカーから直仕入、味を損なわないよう冷凍保存せずに管理、肉本来の良さを引き出せる方法で調理する。
ステーキであれば余分な筋や脂身をカットし、焼き上げた後も食べやすい大きさへカット。
こうした細かな気配りが、人を惹きつける商品作りの根底にあるのだと感じることができました。
以下の記事では、そんなおやじのハンバーグが人を惹きつける要因を、インタビュー記事としてご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください!
おやじのハンバーグの基本情報
住所
- 栃木県市貝町市塙1270
アクセス
- 市塙駅から徒歩で約25分
- 市塙駅から車で約5分
駐車場
- 道の駅 サシバの里いちかい:約180台
電話番号
- 0285-81-5825
営業時間
- 10:00~17:00
定休日
- 木曜日
参考価格
- 〜2,000円
決済方法
- 現金
- クレジットカード
- 電子マネー