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島崎酒造(那須烏山市)

島崎酒造 那須烏山市
もくじ

那須烏山市の島崎酒造は「東力士(あずまりきし)」をはじめとしたお酒の製造・販売、清酒の貯蔵庫として使用される「どうくつ酒蔵」で有名な栃木県有数の酒蔵です。

その他にも「どうくつ熟成酒」と呼ばれる洞窟で低温熟成し作られた「熟露枯(うろこ)」、吊るした木綿の袋にもろみを入れ、そこから滴り落ちる酒から作られた「極雫(きわみしずく)」も代表的な銘柄です。

今回は那須烏山市に観光へ行った際のお土産購入で立ち寄らせていただいたので、駐車場やお店の様子、試飲、お土産なども併せてご紹介します!

場所・駐車場

島崎酒造の店舗は、那須烏山市の中心部、烏山駅から車で3分ほどの場所にあります。

また烏山駅から徒歩で10分ほどの場所なので、電車と歩きでもアクセスしやすい立地!

ちなみに烏山駅では、タイミング次第で蓄電池駆動電車「ACCUM」(アキュム)を見ることもできます。

島崎酒造 駐車場

駐車場はお店の南側に12台ほどの駐車スペースが設けられています。

島崎酒造 駐車場

こちらにある駐車場の北側(写真右側の建物)が島崎酒造の店舗になります。

お店の外観

駐車場から出ると酒蔵らしい、シックで風情のある看板。

島崎酒造

4月上旬に訪れたので、4月13・14日に開催が予定されている「東力士酒蔵まつり」の看板も設置されていました。

看板では「酒蔵まつり」となっていますが、正式には「東力士酒蔵まつり」だそうです。

島崎酒造 酒蔵まつり

周辺のお店や電柱など、町の至るところに「東力士酒蔵まつり」のポスターが貼られており、地元の方々にとって大切なお祭りだということが伺えました。

店員さんにもお祭りのことを教えていただき是非にと思っていたのですが、都合により2024年度は訪れることができませんでしたので、来年度はぜひ伺えればと思っています!

島崎酒造 東力士酒蔵まつり

また看板によると島崎酒造の創業は嘉永二年とのこと。

西暦にすると1849年なので、訪れた2024年時点から170年以上も前と、非常に長い歴史を持つ酒蔵だということがわかります。

島崎酒造 酒瓶

以前、使用されていたと思われる東力士の酒瓶も飾られていました。

島崎酒造 のれん

いよいよ店内へ!

お店の様子

島崎酒造の店内へ入ってまず目についたのは、ずらりと壁一面に並べられたたくさんの賞状。

島崎酒造 賞状

これまで各所から高い評価を得ていることが一目でわかります。

株式会社島崎酒造 賞状

国内はもちろん、海外から株式会社島崎酒造宛に送られた賞状まで!

島崎酒造 店内

店員さんに伺ったところ、海外から島崎酒造を求めて来店される、お客さんもいらっしゃるとのこと。

株式会社島崎酒造 海外 賞状

お酒作りの副産物、酒粕も陳列されていました。

島崎酒造 酒粕

ゆず酒や梅酒が並び、島崎酒造ならではの洞窟熟成によって作られた梅酒が目を惹きます。

島崎酒造 梅酒 ゆず酒

さらに梅酒ジュレや麹あまざけ、酒年輪バウムクーヘンまで!

島崎酒造 甘酒

東力士コーナー

お店の奥には、島崎酒造の代名詞である「東力士」が並べられた一角。

スタンダードな普通酒の「東力士」をはじめ、辛口や超辛口、にごり酒などまで。

そして一升瓶(1800ml)や四合瓶(720ml)、瓶カップ(300ml)まで、サイズ違いでも幅広く陳列されていました。

こう見ると「東力士」だけでも、多くの種類、幅広いサイズでラインナップされていることがわかります。

島崎酒造 東力士

お店の中心には東力士の「純米吟醸山田錦 春」という商品も。

栃木県さんの山田錦を原料米としているそうで、山田錦由来の果実香と軽快ですっきりとした味わいが特徴とのこと。

東力士 純米吟醸 山田錦 春

冷蔵コーナー

次は冷蔵コーナー。

大吟醸の東力士を製造する際に採れる酒粕の中に、クリームチーズを漬け込んだおつまみ「東力士 クリームチーズの粕漬」

酒粕といえば甘酒や粕汁、魚の粕漬けあたりはメジャーですが、発酵食品同士チーズとの相性も良いのでしょう!

東力士 クリームチーズ 粕漬

180mlで飲みきりサイズの「特別本醸造生しぼりたて生缶」

日本酒は開封後3〜5日程度で飲み切った方が良いと聞いたことがありますが、大きな容器だと数日で飲みきれない場合や、開けたての香り・味わいが好みの方にはピッタリの商品!

東力士 特別本醸造生しぼりたて生缶

山田錦を使用し、搾りたての状態で瓶詰めした「東力士 純米吟醸生原酒 W酵母仕込」

東力士 純米吟醸生原酒 W酵母仕込

さらに高級ラインの大吟醸や純米大吟醸、純米吟醸が並びます!

東力士 吟醸

島崎酒造が誇るどうくつ酒蔵で低温熟成された「熟露枯(うろこ)」シリーズ。

熟露枯

そして「熟露枯」シリーズの大吟醸3年熟成。

格好いいパッケージデザインで、プレゼントにも良さそう!

熟露枯 大吟醸

試飲コーナー

一通り店内を見せていただいた後は、試飲コーナーへ。

先ほどご紹介した熟露枯は、有料試飲となっています。

熟露枯 試飲

この日はプレミアムゆず酒・梅酒・梅ジュレが無料で試飲でき、特別に熟露枯もいただきました!

島崎酒造 試飲

1つ目の「酒蔵本格仕込 プレミアムゆず酒」は、手搾りで抽出したゆずとはちみつを使用しているそうで、ふわっと広がる柔らかい上品な香りとキレの良い後味が印象的。

2つ目の「酒蔵本格仕込リキュール&ワイン 酒蔵本格仕込 梅酒」は、那須烏山産の青梅を清酒に漬け込み、じっくりと梅のエキスを抽出しているそうで、芳醇な梅の香りと甘酸っぱい梅の風味。

3つ目の「酒蔵本格仕込リキュール&ワイン 酒蔵本格仕込 梅ジュレ(2024/6現在はパッケージ変更)」は、トロっとした舌触りと梅の優しい風味が特徴で、そのままはもちろん、ヨーグルトなどとデザートとして、さらにサラダや豆腐とも相性が良さそう。

4つ目の「熟露枯 山廃純米酒」は、角のとれたまろやかな口当たりに、わずかな酸味のおかげか、旨みはあるものの後味スッキリと感じさせてくれる複雑な風味でした。

お土産

試飲の後は酒好きの知人用と自宅用に、お土産を購入。

自宅用に購入したのは島崎酒造の代表銘柄「東力士」をはじめ、3種類!

島崎酒造 お土産

「東力士」はさまざまな種類があるので迷いましたが、”秘伝旨口”の文言に惹かれ「東力士 本醸造 秘伝旨口(1800ml)」

米由来のふくよかで奥深い甘みを感じさせてくれつつも、キレが良い後味。

東力士 本醸造 秘伝旨口

「熟露枯 山廃純米酒」は試飲させていただいたので、冷酒は言わずもがなですが、常温でいただくとふわっと一層香りが豊かに。

熟露枯 山廃純米酒

最後は保存料や砂糖など一切使わず、米と米麹のみを原料として作られている「酒蔵が造ったこだわり甘酒」

しっかりとした濃厚な甘みを感じますが、くどさがなく体に良いものを飲んでいるなあと実感できる一品。

こちらの甘酒も贈り物として、知人にも渡したところ、とても喜んでもらえました。お勧めです。

島崎酒造 甘酒

荷物持ち担当の編集長↓↓↓ 引越し業者でアルバイトしていた高校時代を思い出したとのこと。

島崎酒造 贈り物

今度は島崎酒造の名物である「どうくつ酒蔵」にも見学にお伺いできればと思います。

以上、那須烏山市にある島崎酒造のご紹介でした!

島崎酒造の基本情報

住所

アクセス

駐車場

電話番号

営業時間

定休日

参考価格

決済方法

周辺マップ

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