大田原市大輪にある駒込の池は、周辺にある水田のかんがい用に整備された溜め池で、黒羽地域(現大田原市)に伝えられている昔話、“黒羽”の地名考説にも登場する池です。
その昔、駒込の池の近くで漆黒の毛並みが美しい子馬が生まれ、「鵜黒の駒」と名付けられたそうです。
その馬に乗って活躍したのが、源平合戦でも主要な戦さである「屋島の戦い」で扇の的を射抜いたとされる、大田原出身で源頼朝に仕えた平安時代末期の武将、那須与一。
つまり駒込の池は、この地域の伝説的な存在である、那須与一にも間接的ですが関係しているとされる溜め池とされています。
駐車場
駒込の池の駐車場は、池の西側に2台ほど駐車できるスペースがあります。
かんがい用ため池ということもあり、周辺には今なお農地が広がっている、のどかな地域です。
説明看板
こちらが池の近くに設置されていた、駒込の池の説明看板。
冒頭でも簡単に触れていますが、駒込の池の詳細はこちらを参考にしてください。
溜め池
駒込の池の周囲は草木に覆われ、特に溜め池の東側は草木で茂っています。
北側の田んぼから水を引き込んでいる様子でした。
水面は田植えの時期というのも相まってなのか、かなり濁っている様子。
那須与一や黒羽エリアの歴史に関心のある方は一度訪れても良い場所かもしれません。
以上、大田原にある溜め池、駒込の池のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県大田原市大輪
アクセス
- 黒磯板室ICから車で約30分
駐車場
- あり(約2台)
電話番号
- −
営業時間
- −
定休日
- −
参考価格
- −
決済方法
- −
Webサイト
- −
SNS
- −
周辺マップ
関連記事