栃木県下野市、箕輪城の跡地に鎮座する磐裂根裂(いわさくねさく)神社。
木々に囲まれた階段を進んでいくと、石段の上に鳥居がひっそりと佇んでいます。
石鳥居
階段を登り切ると、立派な石造りの鳥居が迎えてくれます。
辺りは静まり返っていて、思わず足をとめて見入ってしまうような雰囲気です。
境内
磐裂根裂神社記念碑。
小さな石灯籠。
紙垂(しで)が飾られており、大切に守られている様子がうかがえます。
ふと立ち止まって上を見上げると、長い年月を感じさせる木々が立ち並んでいます。
小さな穴がいくつもあいた木もあり、そこは鳥たちの棲家になっているようです。
箕輪城跡の歴史が記された看板。
看板によると、箕輪城は正式な記録は残っていないものの、伝承によればこの城は、1462年頃に、下野国(現在の栃木県南部)を治めていた小山高朝(おやま たかとも)によって築かれたと伝えられています。
箕輪城は姿川西岸の段丘上に築かれており、東西150m・南北400mという広さがあったそう。
拝殿
鳥居の奥には、木造の拝殿が静かに建っています。
小ぶりながらも整った造りで、中央にはしめ縄と鈴が掛けられています。
周囲は木々に囲まれており、まさに「森の中の社」といった趣です。
また周辺には小さなお社が二つ建っていました。
参拝を終えて階段を下りようとすると、木々の間から視界が開け、広々とした田園風景が広がります。
その向こうには姿川が静かに流れており、今ではのどかな風景の一部となっていますが、かつては城の守りとしても大きな役割を果たしていたのでしょう。
以上、趣ある磐裂根裂神社のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県下野市箕輪339
アクセス
- 自治医大駅から車で約10分
- 小金井駅から車で約10分
駐車場
- なし
電話番号
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営業時間
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定休日
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参考価格
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決済方法
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Webサイト
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SNS
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