茂木町にある木須川の洞門は、木須川の洪水対策として1916年に造られたトンネル。
洞門内を川が流れる珍しい風景は神秘的であり美しく、今では撮影スポットとして人気を集めています。
場所
木須川の洞門は茂木町の北部に位置し、北には烏山市、東側には茨城県常陸大宮市が隣接しています。
周辺は、緑豊かな田園風景が広がる素敵な場所です。
木須川の洞門に専用の駐車場はありませんが、洞門のすぐ近くには、駐車できるスペースがあります。
歴史
木須川の洞門の歴史は、1911年に遡ります。
当時の木須川は、那珂川の増水時に水が逆流し、周辺地域で洪水が発生しやすい状況にありました。
そのため地域の人々の尽力によって木須川の洞門の建設工事が進められ、洪水対策が図られたのです。
洞門は、長さ47m、幅15m、高さ2.6mあり、長峰山の地中を掘り抜いて造られています。
硬い安山岩に阻まれ工事は困難を極め、事故も発生しましたが、総事業費約4,424円(現在の価値で約1,300万円)と5年の歳月をかけて完成させたそう。
洞窟の様子
こちらが木須川の洞門です。
自然の中に静かに溶け込んだ、落ち着いた雰囲気が特徴的。
周囲の緑や洞門の岩肌が、独特の陰影を作り出しています。
木須川の洞門を流れる木須川は、時間帯によって光の差し込み方が変わり、刻々と表情を変える美しい風景を見せてくれます。
さらに季節が移り変わるごとに川面に映り込む景色も変化し、四季折々の美しい景色が映し出されます。
木須川の洞門の中には小さな川が流れており、水の音が洞門内に響き渡ります。
またひんやりとした空気が漂い、避暑地としても最適な場所です。
さらにここから見られる景色は、洞門の中の薄暗さから外の明るい緑が際立ち、とても印象的で、まるで自然が作り出した一枚の絵のように感じられます。
以上、茂木町の観光スポット、木須川の洞門のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県茂木町牧野
アクセス
- 茂木駅から車で約15分
駐車場
- なし
電話番号
- −
営業時間
- −
定休日
- なし
参考価格
- 無料
決済方法
- −
Webサイト
- −
SNS
- −
周辺マップ
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