今回はRICOHのデジタルカメラ「GR DIGITAL III」に関するブログ。
3つ目のカメラはちょっと今までと違うものを
Canonのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X7i」、
Nikonのデジタル一眼レフカメラ「D7100」に続いて購入したのが、
RICOHのデジタルカメラ「GR DIGITAL III」。
当時デジタル一眼レフの扱いにも多少慣れてきて、
3つ目はちょっと違うニュアンスのカメラをと思い、
FUJIFILMやSONYあたりのカメラも気になり始めたところでした。
ただ夜景や暗がりでの撮影等、「D7100」で撮る写真が思いのほか気に入り、
Nikonの他の機種も調べていましたが、どこか決定打に欠けるというか、
これだ!という機種は見当たらず、しばらくは「D7100」を使っていました。
そんな時に出会ったのが「GR DIGITAL III」です。
暗がりで醸す独特な雰囲気の絵作りに惹かれて
個人的に思うGR シリーズにおける一番の特徴は、暗がりを撮影した際に醸し出す独特な雰囲気の絵作りにありました。
先述の「D7100」も暗がりが映えるという意味では同じような括りだと思っていましたが、GRはそれよりもダークな、モノトーンに近いような写真での階調が素晴らしく感じました。
当時スペック的に、どうこう細かに考えることはほとんどなかったので、実数的に階調がどうだったかはわかりませんが、インスピレーションでそう感じました。
加えて、今までは基本的にズームレンズを使っていましたが、GRは単焦点かつ非レンズ交換式で撮影距離に縛りがありました。
ある意味、制約が大きいのですが、自分で距離を稼いで写真を撮るというプロセス的なものにも妙に惹かれ、その点からも使ってみたいという思いが出てきました。
初めてのカメラ2台持ちに
「D7100」を購入した際は、用途が被るのと学生でお金も上手くやりくりする必要があったので「EOS Kiss X7i」を手放して乗り換えた形でしたが、
GRはデジタル一眼レフカメラと、用途が全く異なるので併用することにし、「GR DIGITAL III」を購入して、初めてカメラ2台持ちになりました。
「D7100」は腰を据えてしっかり撮影する際、「GR DIGITAL III」はいつでも持ち歩いてスナップ撮影的に使う形に。
GR DIGITAL IIIの作例
GRでは数千くらいは撮影したと思いますが、SDが破損してしまいほぼ全てのデータがなくなりました…
なので残っていたのは最初に撮影した数回のテストショットのみ。
これを教訓に、最近ではクラウド+SSDで二重保存にし、データの保管方法も変えました。
消えた時は猛省しましたが、現在のクライアントワークで失敗しないための教訓になったはずだと。
非常階段での撮影
立体駐車場での撮影
スケボーの撮影
アイスを撮影
革靴を撮影
いずれの作例も特段加工はしていませんが、特有の雰囲気を醸しています。
これが、暗がりを映す独特な雰囲気の絵作りに惹かれたという、GRを購入した理由です。
現在、「GR DIGITAL III」は生産終了してり、今ではもっとスペックの良いGRシリーズがたくさん出ていますが、
こうした少し古いカメラには独特の雰囲気があるので、出かける際にふらっと持ち運んで遊ぶ分には今でも十二分に楽しい。
終わり