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旧江連家住宅

旧江連家住宅 障子
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栃木県日光市、杉並木公園内にある旧江連家住宅。

当時の名主や農民の暮らしを見られる貴重な建物として、その歴史的価値を評価され文化遺産にも登録されています。

2024年現在、旧江連家住宅をはじめとする杉並木公園は、日光杉並木街道の保護と文化継承のために整備された背景があります。

そのため1830年に建てられた民家を解体、そして移築したものとなっています。

旧江連家住宅には、予約不要・無料で入ることができ、建物内部を見て回ることができますので、日光周辺を訪れた際には、おすすめの観光スポットの1つです。

駐車場

旧江連家住宅の駐車場は無料で利用でき、旧江連家住宅から西に約1分ほどの場所に設けられています。

日光駅から車で10分ほどの場所にあるので、アクセスも良好です。

外観

旧江連家住宅を東側(杉並木公園中心部側)から見た外観です。

杉並木公園 報徳仕法農家住宅

以前までの旧江連家住宅の屋根は茅葺き屋根が用いられていましたが、維持管理上の理由から銅板葺に変更されました。

色鮮やかに赤く染まった周辺の紅葉に建物が映えますね。

杉並木公園 報徳仕法農家住宅

内観

旧江連家住宅は約90坪の平屋で、畳部分は70畳ほどと広々とした様子の建物です。

また建物内には、囲炉裏付きの居間や縁側、馬屋も付いています。

玄関から家の中に入ると広々とした土間があり、まず最初に目についたのが、こちらの水車の模型。

二宮尊徳公 水車模型

水車の模型の近くには、十二支の絵馬。

二宮尊徳公 絵馬

そのほかには、小槌も飾られていました。

報徳仕法農家住宅 小槌

板の間の囲炉裏には、自在鉤(じざいかぎ)という道具を使って鍋が吊るされていました。

この自在鉤のおかげで、鍋をさまざまな高さに設置できるのだそう。

こうした昔の様式を観れるのも、旧江連家住宅の特徴です。

報徳仕法農家住宅 いろり

ちなみに自在鉤に魚のモチーフがついているのは、火事を避けるためのお守りの意味が込められているそう。

板の間から茶の間にあがり、室内をぐるっと1周見学しました。

報徳仕法農家住宅

趣のある畳と障子のある床の間。

報徳仕法農家住宅 部屋

色づき始めた草木を床の間の障子から眺めると、まるで一枚の絵画。

芸術品のようにさえ感じる美しさです。

こうした景色を眺めながら、四季の移ろいを楽しんだのかもしれません。

報徳仕法農家住宅 障子

ゆったりくつろげそうな縁側。

木製の柱がどこか懐かしさを感じさせてくれます。

報徳仕法農家住宅 庭

どこから見ても素敵な雰囲気が広がる旧江連家住宅内部の様子でした。

報徳仕法農家住宅 屋内

旧江連家住宅の北側には小川が流れているので、そちら側の景色もおすすめです。

川の流れに耳を傾けながら、とても心地良い時間が過ごせます。

杉並木公園 紅葉と川

以上、日光市にある歴史的建造物 旧江連住宅のご紹介でした。

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