栃木県の県南エリア、野木町にある、らーめん葉月。
某有名ラーメン店で修行した店主さんによる、佐野ラーメンを踏襲した、醤油ベースの優しい味わいのスープ、舌触りの滑らかな中太麺が特徴のラーメン店。
またスタンダードなラーメンやチャーシューメンに加え、辛味や胡麻、ネギ、生姜といったラーメンもラインナップ。
さらにおつまみメニューやアルコール類も充実し、餃子やチャーシュー等はテイクアウトも可能です。
今回、店主の森田さんが快く取材対応してくださったので、メニューやラーメンのご紹介に加え、森田さんから伺ったことも交えた簡単な取材形式の記事としてお送りします。
外観・駐車場
らーめん葉月の店舗は、野木町の中心部からやや北部、日光街道沿いにあります。
野木駅からは車で北西に5分ほどの場所にあり、数分で間々田なので小山方面からもアクセスしやすい場所です。
駐車場は約30台駐車可能な、広々としたスペースが用意されています。
写真右側に20台ほど、左奥に10台ほどの駐車スペースがあります。
お店の前には「自家製 餃子」の大きな垂れ幕。
のちにご紹介しますが、この餃子が絶品。
ラーメン店で敢えて餃子の垂れ幕を設置している理由は、一度、餃子を頂いてみればわかるはずです。
メニュー
らーめん葉月の基本メニューは、卓上のメニュー表にラーメン類とサイドメニューがまとめられています。
またおつまみメニューやテイクアウトメニューも用意されているので、お酒をいただきながらの食事はもちろん、持ち帰り用に餃子やチャーシューなどを購入することもできます。
ラーメンメニュー
こちらが卓上メニュー、表面にあるラーメン類。
スタンダードなラーメンの他に辛味・生姜・ネギラーメンがラインナップされ、中でも胡麻ラーメンが目を惹きます。
店主の森田さんに伺ったところ、一番人気なのがこの胡麻ラーメンだそう。
また味付け玉子やメンマ、チャーシュー、ネギといった一般的なトッピングメニューに加え、佐野ラーメン系のお店ではあまり見かけない、コーンや生姜といったトッピングメニューも充実しています。
さらに辛味やにんにくは、無料となっているのも嬉しいポイント。
サイドメニュー・おつまみ・テイクアウト
こちらが卓上メニューの裏面。
サイドメニューに加え、アルコール類やドリンク、テイクアウトメニューまで。
充実のサイドメニューの中で、特に目を惹くのは大きな餃子としそ餃子。
別のポップメニューには、もつ焼きと豚の角煮も。
ラーメン店でもつ焼きを提供するお店はあまり見かけないので、店主の森田さんに伺った所。
「お酒を飲むお客さんにも気軽に来て欲しい」との想いから、おつまみメニューもラインナップしているそう。
壁にはお土産チャーシュー。
ラーメンに乗っているチャーシューも絶品だったので、家でおつまみとして頂くのも良し、記載されているようチャーシュー丼として楽しむのもお勧めです。
充実したメニューが並ぶ中、今回はラーメンと辛味ラーメン、もつ焼き、餃子(3個)、しそ餃子(3個)を頂くことにしました。
もつ焼き
早々に運ばれて来たのが、ネギが散らされ見栄えも綺麗な、ちょうど良いサイズ感のもつ焼き。
早速頂くと、全くと言って良いほど、嫌な臭みがないことに驚きました。
しかしもつの風味と旨味はしっかりと感じることができるため、もつ好きはもちろん、香りが苦手な人でも食べやすそう。
ラーメンといえば餃子という方も多いと思いますが、ラーメンやお酒のお供に、もつ焼きもぜひ。
ラーメン
お次はラーメン。
デフォルトで、チャーシュー2枚・ナルト・ほうれん草・ネギがトッピング。
透き通った美しい醤油ベースのスープは、スッキリと程よい塩味(えんみ)、奥深い出汁の風味を感じられます。
どこか懐かしさも感じられ、幅広い年代の方に好まれるような、ほっこり優しい味わい。
店主の森田さんが「大人はもちろん、お子さんからおじいちゃんやおばあちゃんも来てもらえるように。」
と言っていた意味が、この優しいスープからも、伝わってきたように思います。
麺の方は一般的な佐野ラーメンよりも、コシがありつつも滑らかでモチっと舌触りが良い印象。
佐野ラーメンは、かなり柔らかい麺を提供するお店もあるのですが、らーめん葉月の麺はちょうど良い茹で加減で嬉しい。
また丼の淵は「らーめん 葉月」のロゴ入り。
市販の丼を使うラーメン店も多いですが、こうした所からも店主のこだわりを感じます。
辛味ラーメン
こちらが辛味ラーメン。
トッピングは通常のラーメンと同じで、赤みがかったスープからマイルドな辛味を味わえるのが特徴。
香ばしいラー油とニンニクの風味が香り、
スープの旨みを絶妙なバランスで引き出してくれているように感じます。
中太麺の麺も旨辛スープに絡んで美味。
もっと食べたいと、後を引くスープと麺の組み合わせ。
餃子・しそ餃子
こちらが狐色にこんがりと焼かれたお手本のようなビジュアルの餃子。
持ち上げると一般的な餃子よりもずっしり。餡がたっぷり詰まっていることがわかります。
パリッと香ばしく程よいもちもち感のある皮の中には、野菜の強い甘みと旨味を感じられる餡。
ボリューミーなので3個でも満足感のあるタイプの餃子ですが、5個でもペロッと食べられてしまうくらい美味。
しそ餃子は、餡がしそで包まれていて、爽やかな香りを感じつつ、餡の旨みもしっかり感じられます。
また店主の森田さんが、しそ好きなことがきっかけとなって、考案しメニュー化したそう。
餃子かしそ餃子、どちらかではなく、ぜひ両方をお勧めします。
一口食べただけで、お店の前に「自家製 餃子」の大きな垂れ幕がある意味が理解できました。
今まで数十種類の餃子を食べて来ましたが、らーめん葉月の餃子は、至極の一品。
巷で耳にする「一度、食べてみれば美味しさがわかる」というのは、正にこの餃子のことだと思いました。
店内の様子
最後は店内の様子をご紹介。
綺麗に整えられたテーブル席が4卓。
1人や数人のグループでも利用しやすい、清潔感のあるカウンター席。
座敷は6名程度が一度に座れるテーブルが2卓。
大人数で訪れる場合や、小さなお子さんがいる場合などにもありがたい。
さらにお子様用イスまで用意してある配慮。
今回伺った際も、小さなお子さんが2人いるご家族が利用していました。
そしておもちゃのプレゼントサービスまで。
これも店主の森田さんが仰っていた、「小さい子供からおじいちゃんやおばあちゃんまで来てほしい」という想いを感じます。
またテーブルとカウンター席の上には、1席ごとに卓上を照らしてくれるライトが設置されています。
味はもちろんですが、見た目的にも美味しそう感じられるよう配慮しているのも、らーめん葉月の素敵なポイント。
気になって店主の森田さんに伺った所、内装デザインはご自身で考えられたそう。
さらにお手洗いもこだわって作られていて、壁紙には薄く花が描かれています。(写真を拡大してみてください。)
暖色の間接照明と絶妙な色合いのオレンジ系の壁紙は温かみを感じられる空間。
また「小さい子と一緒に入っても十分なスペースが確保されているのも嬉しい」と、女性スタッフが言っていました。
※写真は女性用お手洗いを女性スタッフが撮影させていただきました。
こうした店内の様子からもわかる細かな気配りが、ラーメンや餃子、もつ焼きはじめとして、それぞれの料理に現れていると感じられる素敵なお店でした。
基本情報
住所
- 栃木県野木町友沼893
アクセス
- 野木駅から車で約5分
駐車場
- あり(約30台)
電話番号
- 050-8884-8794
営業時間
- 11時00分~14時30分, 17時00分~20時00分
定休日
- 月曜日
参考価格
- 〜1,000円
決済方法
- 現金
- クレジットカード
- 電子マネー
Webサイト
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