日光市湯西川、平家集落に佇む会津屋豆腐店。
湯西川の清らかな湧水と、厳選した大豆を使用し、手作りで仕上げられる豆腐は、大豆本来の味わいを堪能できる逸品です。
昭和の戦後から営業を続ける会津屋豆腐店は、古民家を店舗として利用し、昔は茅葺き屋根だったという趣ある建物が目を引きます。
現在は3代目店主の阿部さんが、伝統を守りながら営んでいます。
阿部さんにお伺いしたことも交えて、会津屋豆腐店をご紹介します。
駐車場
会津屋豆腐店には専用駐車場がありませんが、徒歩約3分の場所に無料で利用できる日光市営駐車場があります。
湯西川の趣ある街並みを散策しながら、お店に向かうのもおすすめです。
行き方
今回は、会津屋豆腐店の西側に位置する亀の井ホテル 日光湯西川から向かいました。
ホテルから東に約5分ほど進むと、平家集落と書かれた看板が見えてきます。
この看板付近から階段を降りると、風情ある平家集落へ。
この道を1分ほど進むと、会津屋豆腐店に到着します。
少し歩くと、会津屋豆腐店が販売している「深山チーズ」と書かれたのぼり旗が見えてきました。
そしてこちらが会津屋豆腐店です。
提灯や木造の建物が温かみのある雰囲気を醸し出して、湯西川の穏やかな風景と調和しています。
「とうふ」と書かれたシンプルな暖簾が印象的。
店内
会津屋豆腐店の店内に一歩入ると、まるで田舎に帰ったかのような懐かしさと温もりに包まれます。
こちらのこたつでいただく湯豆腐は格別です。
焼いた魚を囲炉裏の上で保管しておく弁慶。
店内には、趣ある備品が多数飾られていています。
メニュー
以下、会津屋豆腐店のメニューです。
- 冷奴
- 湯豆腐
- 酒
- にごり酒
会津屋豆腐店のメニューは、シンプルかつ厳選された内容が特徴です。
木の板に書かれたメニュー札は、温かみがあり、店内の雰囲気と見事に調和しています。
他、卓上に飲み物メニューがありました。
- 瓶ビール
- 缶ビール
- ワンカップ
- どぶろく
- 酒(熱燗・冷)
- にごり酒
- ノンアルコール
湯豆腐
寒い日でしたので、湯豆腐とどぶろくを注文しました。
程なくして、お漬物とおから、湯豆腐のタレが運ばれてきます。
こちらのおから、桜エビが入っていてとても美味しい!
店主の阿部さんに美味しさの秘密を伺ってみると、「桜エビを炒っているからかな」と教えていただきました。
どぶろくとの相性も抜群です。
そして待ちに待った湯豆腐の到着です。
豆腐の他、白菜、水菜、昆布が入っています。
手作りの豆腐は、滑らかで繊細な口当たり。
一口食べると、大豆の甘みと旨味がじんわりと広がり、思わずほっとします。
こちらは湯豆腐の薬味です。
かつおぶしともみじおろしは一般的ですが、とろろ昆布は珍しい!
さっそくとろろ昆布でいただいてみると、湯豆腐の優しい味わいにとろろ昆布の旨味が絶妙に絡み合い、口の中にふわりと広がります。
シンプルな豆腐の味を引き立てつつ、ほどよい塩味ととろっとした食感が加わり、一口ごとに新鮮な美味しさを感じさせてくれます。
湯気が立つ湯豆腐を囲み、湯西川の静かな景色を窓越しに眺めるひととき。
手作り豆腐の優しい味わいと、どこか懐かしい店内の温かみ。
時間がゆっくりと流れる会津屋豆腐店での食事は、まさに贅沢そのものでした。
以上、湯西川ならではの風情とともに味わう豆腐がいただける、会津屋豆腐店のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県日光市湯西川1003
アクセス
- 湯西川温泉駅から車で約15分
駐車場
- なし(近隣に市営駐車場あり)
電話番号
- 0288-98-0443
営業時間
- 10時00分~16時00分
定休日
- 不定休
参考価格
- 〜1,000円
決済方法
- 現金
- 電子マネー
Webサイト
- −
SNS
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