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栃木県井頭公園

井頭公園 真岡 彼岸花
INDEX

栃木県真岡市にある井頭公園は、栃木県内最大規模の一万人プールをはじめ、アスレチックやサイクリング、ボート、釣りなどのアクティビティを楽しめる観光スポットです。

また植物・鳥・蝶・爬虫類が展示されている花ちょう遊館、季節ごとの花を楽しめるバラ園・ボタン園といった観光施設も充実しています。

さらに長峰公園(栃木県矢板市)と並び日本の都市公園100選にも選定された県営都市公園で、広々とした駐車場を完備し、飲食施設やスポーツ施設併設しています。

全体マップ

井頭公園の全体像は、以下のマップのように南北に伸び、中央には大きな池があります。

また右下の縮尺を参考にすると井頭公園は、南北に約1,000m、東西に約400mと非常に大きな公園であることがわかります。

栃木県内には自然豊かで広大な公園がたくさんありますが、その中でもトップクラスの広さ。

井頭公園 全体マップ

駐車場

井頭公園の駐車場は、大きく分けると公園の東・西・北側の合計3箇所あり、基本的には全駐車場とも無料で利用できます。

イベント開催時などは、いずれかの駐車場が利用できない場合があります。

また期間によって、駐車場を利用可能な時間が異なりますので、注意してください。

期間利用時間
3~9月8:30~18:30
10~2月8:30~17:30

今回自分たちは、ゆいの杜方面からバイパスに乗って12時頃に井頭公園を訪れ、園内を軽く一周しようと考えていたので、バイパスからアクセスしやすい西駐車場に駐車しました。

東駐車場

東駐車場は、約970台の車が駐車できる、井頭公園内で最大の駐車場です。

一万人プールがオープンしている期間は、有料となっています。

西駐車場

西駐車場は、約180台の車が駐車でき、鬼怒テクノ通り・真岡宇都宮バイパスからアクセスしやすい駐車場です。

北駐車場

北駐車場は、約130台分の車が駐車できる駐車場です。

近くには、ハミング広場駐車場(約100台駐車)と臨時駐車場(約200台駐車)もあります。

駐車場の決め方

井頭公園の敷地は100ヘクタール(東京ドーム約21個分)近くあるため、非常に広い公園です。

実際に北駐車場から敷地内を通り東駐車場まで、歩いて向かうと20分ほどかかります。

そのため自分たちが井頭公園を訪れる際は、あらかじめ利用する駐車場を決めてから向かった方が良さそうだと感じたので、備忘録として駐車場の決め方をご紹介しておきます。

方法1:アクセスする場所から駐車場を決める

1つ目は、どの地域から駐車場へ向かい、井頭公園にアクセスするかに応じて決める方法です。

駐車場アクセス
東駐車場真岡・益子方面から
西駐車場宇都宮方面から
北駐車場宇都宮方面から

東駐車場は、芳賀・益子・真岡等、井頭公園の東側の地域から来る場合におすすめです。

西駐車場は、鬼怒テクノ通り・真岡宇都宮バイパスから降りて、すぐの場所にあるのでバイパスを使う場合におすすめです。

北駐車場は、宇都宮市の中心部や日光方面等、井頭公園の北西の地域から来る場合におすすめです。

上記の限りではないので、あくまでもご参考まで。

方法2:近くの観光スポット・施設から駐車場を決める

2つ目は、訪れたい観光スポットや利用したい施設を決めておき、その近くの駐車場に停める方法です。

駐車場観光スポット・施設
東駐車場

一万人プール

変わり種自転車

テニスコート 等

西駐車場

サイクリングセンター

フィールドアスレチック

芝生広場 等

北駐車場

花ちょう遊館

バラ園・ボタン園

ツツジ・チャクナゲ園

ウメ・モモ園

釣り池

湿地植物園

運動広場(サッカー・ラグビー場) 等

※ボート乗り場は、井頭公園の中心部にあるので、どの駐車場でも大きくは変わらないかと思います。

上記の限りではないので、あくまでもご参考まで。

公園散策モデルコース

今回、自分たちが実際に井頭公園内を回った際の散策ルートを、モデルコースとしてご紹介します。

撮影しながらだったので、本来は多少右往左往していますが、大体は以下のマップ上に赤線で表示した道を、右回りに進みました。

井頭公園 モデルコース

概要としては井頭公園の西駐車場に駐車し、右手に出て中央広場を抜け、ボート池の辺りを通り、湿地植物園の手前まで行き、折り返して駐車場に戻り、小回りで園内を一周しました。

サイクリングセンター

西駐車場から出ると目の前にサイクリングセンターがあります。

大人500円、子供300円ほどでレンタルできるようなので、自転車で散策するのも良さそうです。

井頭公園 サイクリングセンター

店先には紙カップで提供される形式の懐かしい自動販売機があったので、一周した後に購入。

小さい頃、このタイプの自販機は、”作ってくれてる感”があって、ワクワクしながら完成を待っていたことを思い出します。

井頭公園 自動販売機

こちらも懐かしい。ポップコーンの自販機。

井頭公園 ポップコーン 自販機

少し進むと、いがしらリゾートののぼり。

井頭公園 のぼり

いがしらリゾートでは、いちご狩りをはじめ、天然温泉やキャンプ体験ができるグランピングも行っているそう。

本当に井頭公園は、色々なアクティビティが体験できるので何度訪れても楽しめそうです。

井頭公園 木々

中央広場

サイクリングセンターから数分歩くと、中央広場へ到着。

こちらの階段を降りると左手にはボート池と鳥見亭、右手には一万人プールがあります。

井頭公園 中央広場

中央広場の様子。

たくさんの木々の日陰になっていて、風通しも良くて過ごしやすそう。

井頭公園 中央広場

ベンチたくさんあるので、お弁当をいただくのも良さそう。

井頭公園 中央広場 ベンチ

広場前の池には止まり木が置いてあり、カモが休憩中。

井頭公園 カモ

カモはたくさんいましたが、サギは数羽。

サギといえば中学生の時、夜に田んぼ道を自転車で走っていたら、シラサギが飛んできて激突したことがありました。

井頭公園 白鷺

公園中央にあるボート乗り場から、ボートでこの辺りまで来ることもできるようです。

井頭公園 ボート池

池の奥の方に見える、赤い屋根の辺りがボート乗り場です。

井頭公園 池

鳥見亭

中央広場の北側には、井頭公園にいる野鳥を観察できる鳥見亭という施設があります。

鳥見亭2階にある野鳥観察室には、望遠鏡が用意されており、野鳥の観察に加えて、野鳥観察指導員の方から野鳥に関する説明も聞けるようです。

中央広場から木々に囲まれた鳥見亭を見た様子。

井頭公園 鳥見亭

池対岸から鳥見亭を見た様子。

「鳥見亭」前の水上デッキから、池の鳥を観察できます。

井頭公園 鳥見亭

また土・日・祝日限定の営業ですが、1階は売店・軽食コーナーとしても開放されるようです。

一万人プール

井頭公園といえば、栃木県最大規模を誇る一万人プール。

一万人プール 井頭公園

小学生に上がる前から小学生低学年の頃まで、夏になると毎年のよう一万人プールに連れてきてもらったことを思い出します。

栃木県民の方で、あればそんな方も多いはず。

一万人プール 栃木

ワクワクしながら車に乗せられ井頭公園に向かっていた記憶と、懐かしさに浸りながら撮影。

小学生の頃は、ウォータースライダーが倍くらい大きく感じたような気がします。

一万人プール 真岡

ボート池

中央広場を後にして、ボート池に沿うように北上して、ボート乗り場の方まで向かいます。

木漏れ日が注ぐ道端は美しい雰囲気。森林浴を楽しみながら歩いていきます。

井頭公園 切り株

色付く前のもみじ。

紅葉を楽しめる秋頃に、井頭公園に来るのもまた良さそうです。

井頭公園 もみじ

池のほとりに佇むカモ。

ボート池 カモ

カモの群れが止まり木に整列。

カモ 群れ

三匹の亀。こちらも整列しています。亀に詳しくないのですが、ミシシッピアカミミガメかな?

だとすると生態系的に、本来はこの池に居ると良くないのかもしれません。

井頭公園 亀

ボート乗り場

ボート乗り場の手前には売店。この日は売店、ボート共に休業日のようでした。

井頭公園 売店

井頭公園にいる野鳥のマップ。

ボート池にいたのは恐らくカルガモだと思いますが、同じカモでもマガモやヒドリガモなどもいるよう。

今度、井頭公園に来る時はカワセミをカメラで捉えたい。

井頭公園 野鳥 マップ

こちらがボート乗り場。

向かって右側はペダル式ボート乗り場で、左側はオール式ボート乗り場。

好きなタイプのボートを選べるが嬉しい。

井頭公園 ボート乗り場

乗り場の手間にはコイのおやつの自販機。なんだか懐かしいビジュアル。

コイ用の餌なのにゾウや猿のイラストになっているのが、昔のデザインっぽくいい。

井頭公園 コイのおやつ

オール式ボート。

小さい頃、これに乗りたくて仕方がなかったような記憶があります。

井頭公園 オール式ボート

ペダル式ボート。

少し前に日光の中禅寺湖でペダル式のスワンボートに乗りました(男3人で)

井頭公園 ペダル式ボート

ボート乗り場の脇に設置された、どこか哀愁のある休憩所。

子供にボート乗りをせがまれたものの最初の数分だけ飽きられて、残りのボート漕ぎを任されて疲れた果てたお父さん用と思われます。(子供の頃、似たような経験あり)

井頭公園 ボート乗り場 ベンチ

湿地植物園

ボート池の先にある湿地植物園へ向かいます。

遠目に見て、池に浮か流木が格好いいなと思い近づいたら、こちらにも亀。

井頭公園 亀

不思議な形と場所にある木。

どうしてこの形になったのか、どうしてここにあるのか。色々と気になります。

井頭公園 池

少し歩くと左にカーブしてくるので道なりに進むと、井頭公園の中心部付近にある湿地植物園に到着。

するとカメラマンが数名、望遠レンズを構えていたので、その先を見てみると、異様な光景が広がっていました。この無数の黒い物体、全部がカワウという鳥です。

湿地植物園 井頭公園 カワウ

望遠レンズがなかったので、カメラで捉えられませんでしたが、遠目に見るとカラスのようです。

池の中に入ったり、池からバシャバシャ羽を広げて飛び始めたり。

後から調べてみると、カワウの遊泳速度は鮎よりも早く、鮎を食べるそう。

また近年では井頭公園以外に、全国的にも急激に増加していて、鮎が観光資源になっているような観光地では、鮎が減少してしまい問題になっているよう。

幼い頃から鮎が好物なので、鮎が減少するほどの危害を加えられないことを願います。

ヒガンバナ

湿地植物園の先で折り返し、井頭公園 西駐車場に向かいます。

井頭公園 花

その帰り道には、美しいヒガンバナがちらほら。

彼岸花

木々で日陰になっている暗がりの中に、真っ赤に佇む彼岸花は実に見事でした。

彼岸花 真岡

 撮影しながら既に1時間以上、歩き回っていたため、疲れが溜まっていましたが、美しいヒガンバナを見れて、疲れが吹き飛んだ気分。

井頭公園 彼岸花

紅葉

さらに駐車場付近まで歩くと、こちらも綺麗な赤色をした紅葉。

井頭公園 紅葉

ボート池のほとりで見た、もみじはまだ緑色だったので、もう少し日が立たないと見れないと思っていましたが、見れてラッキーでした。

井頭公園 もみじ

以上で井頭公園の散策は終了です。綺麗な景色がたくさん見れて満足。

園内の施設

上記のモデルコースでご紹介した場所に加え、井頭公園には様々な観光スポットや施設があります。

大まかに分けると、井頭公園の観光スポット・施設は次のような形です。

カテゴリスポット・施設
アクティビティ

一万人プール

フィールドアスレチック

ボート池

釣り池

貸し自転車

変わり種自転車

野外炉(バーベキュー場)

観光

花ちょう遊館

バラ・ボタン園

スポーツ

テニスコート

軟式野球場

運動広場

パターゴルフ

卓球場

飲食

カフェ&レストラン「いがしら陽だまり亭」

レストラン「泉のほとり」

鳥見亭

夏はやはり一万人プールが人気ですが、他にも魅力的なスポット・施設がたくさんあるので、家族や友人と遊びに行くのはもちろん、カメラ好きな方は撮影スポットとしても楽しいと思います。

基本情報

住所

アクセス

駐車場

電話番号

営業時間

定休日

参考価格

決済方法

Webサイト

周辺マップ

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