大田原市の中心部にある黒羽城址公園は、那須エリアの中でも特に大きな城廓設備を有したと伝えられている山城跡に設けられた公園です。
別名、九鶴城(きゅうかくじょう)、鶴舞城(つるまいじょう)とも呼ばれ、施設内の展望台からは那須・日光連山を一望でき、市指定史跡にも定められています。
また紫陽花の名所として知られており、例年6月末ごろから7月上旬にかけて開催される「あじさいまつり」の会場としても使われています。
駐車場
黒羽城址公園の駐車場は、「黒羽城址公園 駐車場」と「黒羽城址本丸 駐車場」の主に2箇所。
黒羽城址公園 駐車場は公園の東側に設けられている、50台ほどのスペースが設けられている広々とした駐車場。
駐車場内にはトイレも併設しています。
公園の北側にある、黒羽城址本丸 駐車場には10台ほどのスペースが設けられています。
通常は解放されていますが、あじさいまつり開催中は駐車禁止となっている場合があるので、黒羽城址公園 駐車場を利用すると安心です。
今回、黒羽城址公園を訪れた際は、東側の駐車場を利用しました。
また公園の南側にある資料館「黒羽芭蕉の館」から北上し歩道橋、黒羽城本丸、展望台、文化伝承館の順に散策してきました。
黒羽城址のシラカシ
駐車場の近くには、こちらの大きな「黒羽城址のシラカシ」
樹齢150〜200年、樹高20mほどにもなるそうです。
黒羽芭蕉の館
黒羽芭蕉の館から公園へ向かうとこちらの大きな門が佇んでいます。
歩いてすぐなので、それぞれ一緒に観光しやすいスポットです。
木材がふんだんに使用されている門。
立派な石積みも。
歩道橋
門を抜けるとすぐに歩道橋があり、こちらを抜けると黒羽城址公園です。
歩道橋の前には東屋も整備。
こちらが黒羽城址本丸へと続く歩道橋。
歩道橋の下は深い堀になっており、黒羽城の名残を感じることができます。
黒羽城本丸
歩道橋の先は広場になっており、こちらが当時の黒羽城本丸になります。
奥に写っているのが文化伝承館。
そして広場の一角には紫陽花が並び、こちらが梅雨時期になると「あじさいまつり」に合わせて、見事な花が咲き誇ります。
展望台
最後に本丸の西側に整備されている、黒羽城址公園の展望台。
向かって右が那須連山、左側が日光連山となっており、澄んだ日にはもう少しくっきりと山々を見渡せます。
展望台の近くには黒羽城址の歴史に関する記述として、「黒羽藩大関氏 御本城御移住全図」も設けられていました。
以上、大田原市にある黒羽城跡に整備された、黒羽城址公園のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県大田原市前田
アクセス
- 矢板ICから約45分
- 西那須野塩原ICから約35分
駐車場
- 黒羽城址公園駐車場(約50台)
- 黒羽城址本丸 駐車場(約10台)
電話番号
- 0287-23-8711(大田原市役所 都市計画課)
営業時間
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定休日
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参考価格
- 無料
決済方法
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Webサイト
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SNS
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