FUJIFILM FinePix Z3のこと
当記事を執筆するちょうど1年ほど前。
「FUJIFILM」のコンデジ「FinePix Z3」を購入しました。編集長の柄木田です。
もちろん現行のカメラではないので中古品です。いわゆるオールドコンデジといっていい部類に入るかと思います。
ここ数年で「X-Pro1」、「XH-1」、「XH-2」と使ってきて、「FUJIFILM」に惹かれるものがあったので、コンデジもなんとなく「FUJIFILM」を選ぶことに。
その中でもデザインがなんとなく格好いい「FinePix Z3」に。
詳細は後ほど記載しますが、そんな安直な理由でスペックなど全く見もせずに選んだものですから、思わぬ落とし穴にハマりました…。
1週間の品定めの末に
「FinePix Z3」の購入を大方決めてから、あちこちフリマサイトなどを見て回りましたが、2006年発売のカメラなので、なかなか良さそうな個体が見つからず…。
1週間ほどフリマサイトを右往左往しながら、念入りな品定めを経て入手しました。
その甲斐あって、非常に程度の良い綺麗な個体が手に入りました。
レンズの状態もバッチリ。
洗練された美しいデザイン
それにしても20年近く前のカメラとは思えない、洗練された佇まい。
無駄を一切排除したミニマルさが、モダンな雰囲気を醸しているように感じます。
現行で販売されていても、個人的には興味を惹かれそうなパッと目を惹くデザイン。
後から調べたところ「FinePix4800Z」など、この時代はポルシェデザイン社と共同での開発も行なっていたよう。
そういったことに由来する、美しさなのでしょうか。
背面デザインには感じる“時代”
正面のデザインは現代でも通じるデザインに感じますが、背面の操作系からは時代を感じます。
このボタンの多いガチャガチャとした感じと、ディスプレイの小ささは。
でもこれはこれでオールドコンデジという感じがしていいですね。
思わぬ落とし穴
冒頭に書いた落とし穴。
この時代のカメラをお使いになったことがある方なら分かることでしょう。
そう。「FinePix Z3」で使用する記録メディアは、『XD-ピクチャーカード』だったのです。
現在、28歳の自分はそもそもXD-ピクチャーカードの存在を知りませんでした。
なので容量が少なめのSDカードを入れれば使えるでしょ!くらいにしか考えていませんでした。
XD-ピクチャーカードが必要と知り(※数枚の試し撮り程度であれば、内部記録が可能です。)すぐさまネットで探しましたが、Z3で使えそうなものだと、その値段なんと10,000円ほど…。
しかも2010年には生産終了していたようで、販売されているのは中古のみという事態…。
オールドコンデジをなめていました…。
数日間、XD-ピクチャーカードの購入をためらっていたところ、ふと実家の押し入れにオリンパスのコンデジがあったことを思い出し、眠っていたXD-ピクチャーカードを発見!
商品到着から数日後、ようやく使えました。
以上、古いものを購入するときは、付属品のこともよく考えて購入しましょうという教訓でした。
作例は後日またご紹介させていただきます。
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