菅又調整池は栃木県の南東部、茂木町にある直線重力式コンクリートダムです。
菅又調整池の近くには、八角形に近い形状をしていることから”芳那の水晶湖”と呼ばれている、塩田調整池もあります。
また菅又調整池が貯水量49万㎥であるのに対して、塩田調整池は158万㎥と約3倍の貯水量を誇ります。
菅又調整池の役割
菅又調整池は、主に周辺にある田畑における農作物に必要な水(かんがい用水)を蓄え・供給するために用いられる施設です。
栃木県北東部を流れる那珂川水系の一級河川である荒川の水を蓄えてあり、周辺地域の水不足を防止する役割があります。
また近くの塩田調整池も同様の役割を担っており、こうした調整池・ダムがあることによって、安定的な農作物の栽培が可能になります。
駐車場
こちらが294号線から一本入った場所にある、菅又調整池の駐車場。
訪れる際、294号線からの入り口は、わかりにくいため注意してください。
今回訪れた際は、他に観光客などはいませんでしたが、5台分の駐車場が用意されていました。
施設案内看板
駐車場の奥には、菅又調整池に関する施設の案内看板が設置してありました。
こちらによると、芳賀台地農業水利事業として、農林水産省関東農政局が主導となって工事されたようです。
調整池
2024年8月に訪れましたが、ご覧の通り菅又調整池は緑色の水面が印象的。
水面に近づくことはできないため、理由は定かではありませんが、水の濁りかプランクトンの繁殖が理由なのかなと思われます。
水面が緑の理由、詳細ご存知の方がいらっしゃればぜひ教えてください。
ただこれはこれであまり目にすることがないので、良いものを見れました。
堤体
駐車場から調整池の様子を横前に、数十メートル進みます。
程なくして、菅又調整池の堤体が見えてきます。
こちらによると、菅又調整池の竣工は平成14年とのこと。
2024年時点で、完成から20年以上が経過しています。
堤体は侵入できないように規制されていました。
せっかくなので堤体の真上から、調整池を見てみたかったのですが残念。
堤体の手前から撮影するとこれが限界でした。
季節的なこともあってか、菅又調整池の周りでは、ミンミンゼミの鳴き声が響き渡っています。
近くに一匹いたので撮影し、次の目的地へ。
基本情報
住所
- 栃木県茂木町上菅又70−2
アクセス
- 茂木駅から車で約8分
- 天矢場駅から車で約7分
駐車場
- あり(約5台)
電話番号
- 0285-67-1201(芳賀台地土地改良区)
営業時間
- −
定休日
- なし
参考価格
- 無料
決済方法
- −
Webサイト
SNS
- −
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