栃木県益子町に店を構えるお寿司屋さん寿司冨。
訪れたのは2023年、まだ暑さの残る9月中旬、平日のランチどき。
急遽訪れることになったので、当日の10時ごろ電話にて空きを確認すると、「カウンター席は予約が入っているので、テーブル席なら案内可能」とのことだったので、テーブル席でスタッフ2人で予約。
とても丁寧に対応していただき、初めての訪問でも安心しました。
※寿司冨は、2024年4月からリニューアルオープンされています。本記事はリニューアル前の情報です。
場所
寿司冨の場所は、益子焼で有名な益子町の中心部。
益子駅東口から行くと徒歩5分ほど、車であれば2分ほどの場所です。
田野街道沿いの道の駅 ましこからは車で約10分ほど。
県外からの観光客も多い益子焼窯元共販センターからは、車で5分ほどです。
特に益子観光の際には、おすすめのお寿司屋さんです。
駐車場と外観
予約時間ちょうどを目掛けて、益子町にある寿司冨のお店に向かいました。
宇都宮駅の近くから伺ったので、所要時間40分ほどで到着。
お店の向かい側に、4・5台ほどの駐車場があります。
駐車場の奥では、寿司冨の新店舗建設に向けて、職人さん方が作業中。
駐車し車を降りると店主のお母様と思われる方が、ちょうど出てこられたので、予約した旨を伝えると、快く店内へ迎え入れてくださいました。
店先には立派な傘立て。
店内
のれんをくぐり寿司冨の店内へ入ると、気持ちの良い挨拶で店主が迎え入れてくださいました。
向かって右手にはカウンター4席、左手には小上がりに卓が2つ。
カウンターには先客があり、すでに美味しそうな寿司を召し上がっている様子でした。
竹を基調とした、飴色の壁が美しい店内。
テーブルも壁の竹と合う飴色で綺麗。
寿司冨のメニュー
寿司冨のメニューは、次の通り。
カテゴリ | メニュー |
寿司 |
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ちらし寿司 |
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巻物 |
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丼もの |
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その他は、時期や仕入れによります。
自分たちは、上すしと特上すしを注文。(この段階では)
上すし
こちらが美しい焼き物のお皿に盛られた、美しい上すし。
左上から順に、
かんぴょう巻き・かっぱ巻き・マコガレイ・えび
いくら・しょうが・たまご
まぐろ赤身・すずき・まぐろトロ
まぐろの赤身好きのスタッフは「今まで食べたまぐろで一番美味しい」と絶賛レビューしていました。
後日、まぐろを見るたびに「”寿司冨の”まぐろが食べたい」と唱えています。
特上すし
こちらも美しいお皿に盛られた、美しい特上すし。
左上から順に、
まぐろトロ・すずき・まぐろ赤身
ほうぼう・しょうが・かんぴょう巻き・いくら
マコガレイ・イトヨリダイ・アジ
こちらはアジ。
青魚好きの自分には堪らない美味しさ。
臭みは全くないにも関わらず、シャリに小ネギを混ぜているこだわり様。
こちらがまぐろのトロ。
ネタの口触りが良いため、シャリと適度に混ざり、”米が立っている”のを一層感じやすい。
まぐろのまろやかな風味と脂が口の中に広がり、満たされます。
次はまぐろの赤身。
スタッフが興奮して美味しさを語っていましたが、本当に美味しいまぐろの赤身。
濃厚でしっとりとした赤身由来の味わいでありながら、くどさは全くなく、何個でも食べたくなる。
寿司冨のまぐろを食べると、これが本当のまぐろの味なんだと、思い知らされます。
一通り食べ終わったものの、もっと食べたい…。
量が少なかったのではなく、先の寿司が美味しすぎて、もっと沢山の寿司を味わいたいという感覚。
ひとまず店主に伺うとこの日は、エンガワやイワシ、コハダ、
その他には石垣貝(イシカゲ貝)と島エビの用意があると教えてくださいました。
青魚全般が好きな自分が、イワシとコハダを食べないわけにはいきません。さらにエンガワも大の好物。
石垣貝(イシカゲ貝)と島エビは、よく知らなかったので伺ったところ、こちらも興味を惹かれ、結局全てお願いすることに。(店主も笑っておられました。)
食べ過ぎかなとも思いましたが、これほど美味しい寿司を握る店主が揃えるネタだと思うと、食べずにはいられないくらい、先の寿司の美味しいに惹かれました。
握りの盛り合わせ
握りの盛り合わせは、平皿で出していただきました。こちらの焼き物もまた美しい。
左上から順に、
石垣貝(イシカゲ貝)・エンガワ・イワシ
イワシ・コハダ・島エビ
コハダ・島エビ・エンガワ
※石垣貝(イシカゲ貝)は自分の分のみ注文。
まずはイワシの握り。
引き締まった身に程よく乗った脂が美味。
島エビの握り。
島エビの味噌が混ぜ込んであります。
エビの甘味と味噌の風味が混ざることで、まろやかで複雑な味わいがクセになる。
酢締めのコハダ。
トゲのない酢をまとったコハダはやはり寿司の王だと感じます。
独特のビジュアルをする石垣貝(イシカゲ貝)。
甘みと旨み、わずかにコリコリとした食感が堪らない。
最後は締めに好物のエンガワ。
濃厚な旨みと脂が口の中に広がり満足。
たまご焼き カステラ風
すでに満足でしたが、カステラのように焼き上げた、たまご焼きがあるということだったので、今後こそ最後の締めで注文。
食後にちょうど良い、ほんのり甘めに味付けされた、たまご焼き。
しっとりとしていながらも、硬めのプリンのような歯応えもある不思議な食感を楽しみました。
最後にお茶を頂き、ご馳走様でした。
沢山いただいたので、お会計は2人分で1万円ほど。
ちょうどこの記事を書く先日、東京にある江戸前寿司の老舗を訪れましたが、ランチでもこのクラスの味と量を食べると、1人で1万円は超えるかと思います。
立地的なこともあり体感的にですが、半額ほどでこの美味しさを味わえるのはお得感があります。
以上、益子町にある寿司冨のランチレビューでした。
※寿司冨は、新店舗開業に向けて2024年2月11日から、当記事執筆時点、休業中です。
どのような店舗が出来上がるのか、今から楽しみです。
※新店舗の情報は、記事執筆時点では未定です。
基本情報
住所
- 栃木県益子町益子1012
アクセス
- 益子駅東口から徒歩で約5分
- 宇都宮駅から車で約40分
駐車場
- あり(約5台)
電話番号
- 0285-72-2673
営業時間
- 火:17時30分~22時00分
- 水〜日:17時30分~22時00分
定休日
- 月曜日
参考価格
- 〜3,000円
決済方法
- 現金
Webサイト
- −
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