宇都宮市の南東部、上籠谷(かみこもりや)にある上籠谷のフジは、推定樹齢100年を超える色鮮やかな3本のフジを鑑賞させていただけるスポット。
宇都宮市の天然記念物に指定されていますが、植えられているのは個人宅の敷地内となっています。
個人でお手入れされているとは思えないほど綺麗に整えられた立派なフジに彩られていました。
今回訪れた5月中旬には見頃を迎え、現地は多くのお客さんで賑わいを見せており、みなさん思い思いにシャッターを切ったり、愛でている様子が印象的でした。
アクセス
上籠谷のフジへの行き方は主に車となりますが、ここでは宇都宮市街地からのアクセス方法についてご紹介します。
まず宇都宮市街地から「国道123号線」に乗り、「鬼怒テクノ通り」にぶつかる手前まで東方面へと車を走らせます。
「鬼怒テクノ通り」の手間にある、「栃木農業大学」の敷地と間の道(以下のマップでピンが立っている南の道)を入っていきます。
道なりに南下すると、以下のような「上籠谷のフジ」の看板が出てきます。
その後は看板に従って道なりに進むと、わかりやすいように次々に看板が設置されています。
カーナビで近くまで訪れれば、あとは看板に沿って進めば到着するので、初めての方でも迷うわず進めるはずです。
駐車場
上籠谷のフジの駐車場は、約20台の駐車スペースが設けられています。
平日の昼間にも関わらずたくさんの方がフジを求めて訪れている様子でした。
紫のフジ棚
上籠谷のフジに入り、まず目に飛び込んでくるのが鮮やかな紫のフジの花。
風に吹かれて揺らめくフジの花からは、ジャスミンを思わせる甘く上品な香り。
大きなフジの木の周りには鯉が泳いでいる池もあり、水面に映る藤の花の姿は、まるで絵画のような美しさです。
また池をはじめ各所にベンチが設けられており、訪れる方々がゆったりと鑑賞できるようになっています。
白とピンクのフジ棚
紫のフジ棚がある東側には、柔らかな色合いが優美な白とピンクのフジ棚。
風に揺れるフジの様子が、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
一般的にフジの花と言えば紫を連想される方が多いかもしれませんが、上籠谷のフジはピンクや白など、色彩豊かな点も魅力。
心を落ち着かせてくれるような、青空とフジの優しいコントラスト。
お庭の様子
上籠谷のフジにはフジの他にも、さまざまな植物がお庭を彩っていました。
白と薄紫の花びらが印象的なクレマチス。
フジよりも濃くより鮮やかで、周辺に上品な印象を与えてくれる紫蘭。
白くて丸い花びらが可愛らしいナニワイバラ。
こういった植物も丁寧に手入れされており、上籠谷のフジではフジ以外の植物も楽しめます。
以上、紫・ピンク・白といった色とりどりのフジを堪能できる、上籠谷のフジのご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県宇都宮市上籠谷町2955
アクセス
- 宇都宮駅から車で約20分
駐車場
- あり(約20台)
電話番号
- 028-667-1340
営業時間
- 8時00分~17時00分
定休日
- −
参考価格
- 募金箱あり
決済方法
- 現金
Webサイト
- −
SNS
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