日光市中宮祠にある竜頭の滝(りゅうずのたき)は、奥日光の湯ノ湖を水源とする湯川の水が、男体山の噴火でできた地形を滑るように流れ落ちる渓流瀑。
全長は約210mで、滝壺の手前で流れが二手に分かれる独特の形状が、龍の頭のように見えることから「竜頭の滝」という名がつけられました。
竜頭の滝は、「華厳滝」や「湯滝」と並び、奥日光を代表する「奥日光三名瀑」の一つに選ばれています。
春は滝沿いに咲くミツバツツジ、夏は木陰と水音に包まれた涼やかな空気、秋には見事な紅葉が滝を彩り、冬は雪景色の中で静かに流れる様子が楽しめるなど、四季を通じて異なる美しさを見せてくれます。
駐車場
竜頭の滝周辺には、無料で利用できる駐車場が「竜頭の滝上駐車場」「竜頭の滝横駐車場」「竜頭の滝下駐車場」「竜頭の滝臨時駐車場」の4箇所整備されています。
特に竜頭の滝上駐車場と竜頭の滝横駐車場は、滝へのアクセスが良くおすすめです。
①竜頭の滝上駐車場
竜頭の滝上駐車場は、滝上バス停付近にあり、約10台の駐車スペースが設けられています。
滝の上流から遊歩道を下って、散策しながら楽しみたい方におすすめです。
②竜頭の滝横駐車場
竜頭の滝横駐車場は、うどんやそば、お雑煮などが楽しめる「龍頭之茶屋」のすぐ下にあり、約20台の駐車スペースが設けられています。
観瀑台からの観賞をメインに訪れる方におすすめの駐車場で、滝まで徒歩約30秒とアクセス抜群。
③竜頭の滝下駐車場
竜頭の滝下駐車場は、さけ・ます類について学べる「さかなと森の観察園」向かいにあり、約15台の駐車スペースが設けられています。
竜頭の滝の観瀑台までは徒歩約5分で、混雑時でも比較的停めやすい駐車場です。
④竜頭の滝 臨時駐車場
竜頭の滝臨時駐車場は、約80台の駐車スペースが設けられています。
観瀑台まで徒歩約8分で、紅葉シーズンや週末の混雑時におすすめです。
観瀑台
竜頭の滝といえば、滝壺に向かって流れが二手に分かれる独特の形状が印象的。
観瀑台は龍頭之茶屋の建物内にあり、店内からダイナミックな滝の流れを正面に見ることができます。
雨の日でも滝をゆっくり楽しめる場所としても人気で、お茶やお団子をいただきながら、ひと休みするのもおすすめです。
遊歩道
竜頭の滝の見どころは、上流から下流まで表情を変えながら流れ落ちる、水の動きそのものにもあります。
滝沿いには遊歩道が整備されており、少しずつ視点を変えながら、滑るように流れる水や岩の形状の変化を楽しむことができます。
春の新緑や秋の紅葉を背景にした散策は、まさに奥日光らしい自然の魅力を味わえます。
以上、湯川の流れがつくり出す自然美を感じられる「竜頭の滝」のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県日光市中宮祠
アクセス
- 日光ICから車で約35分
- 東武日光駅からバスで約60分
駐車場
- 竜頭の滝上駐車場:約10台
- 竜頭の滝横駐車場:約20台
- 竜頭の滝下駐車場:約15台
- 竜頭の滝臨時駐車場:約80台)
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