小山市にある大沼公園は、公園内の中心部にある大沼溜め池を取り囲むよう、周辺にウォーキングやランニング用のコースを備えている、国の「全国ため池百選」にも選ばれた公園です。
元々は大正時代に農業用水として溜め池が整備され、現在は周辺住民や観光客が水に親しめるように工夫された公園である、親水公園として整備されています。
また白鳥やマガモ、カルガモといった、大沼溜め池に集まる様々な水鳥が見られる公園としても知られています。
加えて大沼公園は「とちぎのふるさと 田園風景百選」にも選定されており、近くでは間々田の「蛇まつり」「どんどん焼き」、下野市の仁良川(にらがわ)などが認定されています。
駐車場
大沼公園の駐車場は120台以上が駐車できる広々とした駐車スペースが設けられています。
駐車場にはトイレも併設。
また駐車場と公園の間には案内図や説明看板等も設置されています。
展望広場・じゃぶじゃぶ池
大沼公園に入ってすぐの場所は展望広場となっており、公園全体を見通せるようになっています。
春になると対岸の桜並木が咲き誇り、見事な景観となるようです。
展望台広場横のじゃぶじゃぶ池では、まもなく満開を迎えるスイセン。
また近くには大沼溜め池の周辺で見られる水鳥の説明看板も。
無人島
じゃぶじゃぶ池から進むと、近くから蛇(アオダイショウ)が出現!
驚きましたが、ここ数年で見ることが少なくなったので、大沼溜め池では自然が保たれている証拠でしょう。
※以下、クリックすると写真を表示します。苦手な方はそのままで。
蛇(アオダイショウ)の写真
そしてこちらが大沼溜め池に浮かぶ、無人島。
岸から隔離されていて、徒歩ではアクセスできないようになっています。珍しい。
左右の分岐になっており、右は溜め池をぐるりと一周回る道。
左が溜め池の中瓶部にあるひょうたん島と、その先のめがね橋へと続きます。今回は左の道へ。
ひょうたん島
こちら溜め池中心部にあるひょうたん島。
道でつながっていますが、溜め池に浮かぶ孤島のようになっています。
ひょうたん島の南側にはベンチも設置されています。
めがね橋
ひょうたん島の奥にあるのがこちらのめがね橋。
ご覧のようにめがねの縁のように楕円形の柱が特徴。
自由広場・親水ベンチ
めがね橋の先には自由広場と親水ベンチ。
溜め池を眺めていると小さな「ネッシー?!」と思いましたが、鳥でした。
首が赤茶色なので、おそらくノドグロカイツブリ。
その他にはマガモなども泳いでいました。
生き物観察広場
最後は生き物観察広場。
アヤメやシランなどが咲き誇っていました。
「大沼のダイちゃんここに眠る」と記されていました。
以前、大沼公園にはオシドリ(ダイちゃん)とカモの珍しいカップルがおり、カモが交通事故でなくなってしまい、その後オシドリのダイちゃんも衰弱で亡くなってしまったようです。
そのためか現在も大沼公園の近くには、カモ横断注意の看板が設けられています。
最後はサギとおそらくカワウのスリーショット。
以上、小山市にある大沼公園のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県小山市羽川756
アクセス
- 小金井駅から車で約10分
駐車場
- あり(約140台)
電話番号
- 0285-22-9262(小山市役所)
営業時間
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定休日
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参考価格
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決済方法
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Webサイト
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SNS
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周辺マップ
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