宇都宮市大谷町にある、象の家はタイ料理をメインとしたアジア料理店。
目で見て楽しいカラフルで繊細なカービング(果物・野菜等の飾り切り)、店主さんの工夫が詰まった料理を堪能できるお店です。
こちら、笑顔が素敵な斎藤さんご夫婦。
お二人が腕によりをかけて作るアジア料理は、トムヤムクンやパッタイといったタイの定番料理から、アイデアの詰まった創作料理までバリエーション豊か!
歴史ある大谷石造りの倉庫をリノベーションしたという店舗。
所々に当時の名残を感じることができ、趣のある素敵な雰囲気。
またお店の入り口付近には、陶器でできた象のオブジェや彩り豊かな花々が並び、タイらしさと日本らしさが調和した空間が広がっています。
駐車場
象の家の駐車場は、お店の東側(向かって左側)に約10台の駐車スペースが設けられています。
周辺は大谷公園や大谷資料館など観光スポットもあるので、観光の際に立ち寄るのもおすすめ◎
店内
象の家の店内は、大谷石造りの壁とインテリアが調和した、温かく落ち着いた雰囲気が魅力。
古民家のような趣がありながらも、異国情緒を感じられる装飾が随所にちりばめられています。
まるでタイを旅しているかのような気分。
壁には美術作品や写真も飾られており、大谷石の無機質な壁面とのコントラストが印象的。
食事をしながらアートも楽しめる、これも象の家ならではの魅力の1つ!
店内にはステージが設けられており、不定期でジャズや民族音楽の生演奏が行われることもあるそうです。
タイの伝統的な模様があしらわれた美しい磁器は、ひときわ存在感を放っていました。
カウンター付近では、ナンプラーやチリソースなどタイ料理でお馴染みの調味料やハーブティーなどが販売されていて、本場の味を家庭でも手軽に楽しむことができます。
タイ土産の定番ヤードムも!
手書きの説明書きからも、ご夫婦の温かい人柄が感じられますね。
メニュー
こちらが象の家のメニューです。
料理はコーススタイルが中心となっており、前菜からメイン、デザートまでバランスよく楽しめる構成になっています。
店内のホワイトボードには、「シェアコースおすすめ一品料理」や「1WEEKコース」も。
週替わりで登場する料理はどれも魅力的で、何度も訪れたくなります。
また一品料理では、和豚もち豚と野菜のチリソースやマグロと野菜のチリソースなど、和とタイが融合した創作メニューが印象的でした。
サワディーコース
今回はタイの定番料理、トムヤムクンやパッタイ(焼きビーフン)をはじめ、蟹のカレー炒めなどを味わえるサワディーコースをいただきました。
食後の飲み物は温かいお茶をチョイス。
※今回ご紹介するメニューは、通常のサワディーコースとは異なる場合がありますので、ご了承ください。
揚げ春巻き
料理が運ばれてきた瞬間、その美しさに思わず見とれてしまいました。
スイカやにんじん、大根に細かく施されたカービング。
手仕事の丁寧さと繊細さを直に感じられる美しい一皿は、まさに芸術品。
このように目で見ても楽しい美しい料理を提供してくださるのが、象の家の素敵なポイント!
揚げ春巻きは、香ばしい衣のサクッとした歯ざわりと、エビのぷりっとした食感が絶妙にマッチ!
薄くスライスしたきゅうりで巻き、ナンプラーベースのソースにつけていただくスタイル。
この日、ご提供いただいたのは、宇都宮市中岡本町にある手作り豆腐店「大豆乃館」とのコラボレーションメニュー!
春巻きの中に豆腐作りの副産物「おから」を使用している、特別仕様の春巻き。
エビの旨みと、おからのやわらかな風味がほどよく調和し、噛むたびに素材の味わいがじんわりと広がります。
有頭海老のトムヤムクン
酸味と辛味が調和した独特の味わいが特徴、タイの定番スープ、トムヤムクン。
象の家のトムヤムクンは辛味がほとんどなくマイルドなので、辛味が苦手な方でも美味しくいただけるはず!
一口目から感じる、複雑さと濃厚さ、そして深みのある味わいに驚きました。
多様なスパイスの香りが絶妙に絡み合い、素材由来のコクと旨みが際立っていました。
これまでに食べたことのあるトムヤムクンの中でも特に印象的で「丼いっぱい食べたい!」と思うほど美味。
蟹のカレー炒め
蟹を丸ごと使った、インパクト抜群のカレー炒め。
ココナッツミルクが効いた、濃厚でスパイシーなカレーソース。
蟹の甘みを引き立てていて、思わずご飯が欲しくなる味わい!
一口ごとにソースの旨みと蟹の風味がじんわり広がり、夢中になって無言で食べ進めてしまいました。
“病みつきになる”というのは、まさにこういうことを言うのだと、教えてくれているかのような料理です。
パッタイ
甘塩っぱい味付けと独特の香りがクセになるタイ風焼きビーフン、パッタイ。
もっちりとした麺に、ふわっとした卵とピーナッツの香ばしさがアクセント!
どんどん箸が進んでしまい、黙々と食べ進めてしまった編集部スタッフ。
どの料理もあとを引く味わいで、幸せな気分。
フルーツの揚げ春巻き
食後には、りんごとあんこを包んだ甘い春巻き。
温かいお茶もセットで出していただきました。深い青色が食後に爽やかな雰囲気を演出してくれした。
カリッと揚がった皮の中から、ふわっと広がるシナモン香。
優しい甘さのあんこが絶妙で、りんごの食感とも相性抜群◎
こちらの絶品あんこは、奥様のご家族で営まれている「たい焼いた(宇都宮市西の宮)」で手作りされている特製あんこを使用されているそうです。
象の家から車で南に5分ほどの場所にあるので、こちらもぜひ立ち寄ってみてください!
あとがき
最後に斎藤さんご夫婦と編集長で記念写真。
ユーモア溢れる斎藤さんと明るく優しい奥さん、お二人のご協力のもと撮影中も笑いが絶えず、和やかで楽しいひとときとなりました。
お二人の人柄が現れているかのような暖かな雰囲気で満たされたお店は、タイ料理が好きな人も、タイ料理を食べたことがない人も楽しめるははず!
お料理の味わいはもちろん、香りや食感、さらに盛り付けに至るまで随所に細かな工夫されていて、ひと皿ごとに「また食べたい!」と思わせてくれる魅力を感じさせていただきました。
以上、お腹も心も満たされるタイ・アジア料理店、宇都宮市大谷にある、象の家のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県宇都宮市大谷町1092
アクセス
- 宇都宮ICから車で約10分
- 東武宇都宮から車で約17分
駐車場
- あり(約10台)
電話番号
- 028-652-1422
営業時間
- 11時30分~14時00分
- 17時30分~20時30分(予約制)
定休日
- 月曜日
参考価格
- 〜2,000円
決済方法
- 現金
- 電子マネー
Webサイト
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