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らーめん右京 茂木

右京完熟味噌らーめん 右京
Table of contents

2022年にオープンした、らーめん右京 茂木は、こだわりの味噌ラーメンを味わえる、茂木町の中心部から程近くにあるお店。

創業から約20年間、2019年まで宇都宮で人気を集めながら、惜しまれつつも閉店した、らーめん右京。

そんな宇都宮にあった前店舗の常連客の1人だったと言う、大森さんが右京の味を受け継ぎ、現在は茂木の新店舗で腕を振るっています。

今回は数あるメニューから「右京完熟味噌らーめん」と「旨辛味噌らーめん」を頂き、店主 大森さんへのインタビューを通じて、味噌・野菜・焼豚・味玉へのこだわりについてお伺しましたので、それらも交えてご紹介します。

メニュー

らーめん右京 茂木のメニューは、味噌・旨辛味噌・醤油ラーメンを中心として、つけめんや餃子、チャーハン、ライス、各種トッピング(焼豚・味玉)まで幅広くラインアップ。

券売機のメニューから好みの商品を現金で購入し、入店時に店員さんへ渡し、注文するスタイルです。

らーめん右京が宇都宮にあったころから、味噌で有名ということは知っていたのですが、念の為、大森さんに伺ったところ、「やっぱり味噌がおすすめです!」と教えて頂きました。

らーめん右京 メニュー

デフォルトでラーメンメニューの麺量は150g、つけめんメニューは200gとなっており、中盛り(+75g)や大盛(+150g)も食券で購入します。

また券売機は店舗入り口の右手にあります。

らーめん右京 券売機

駐車場

らーめん右京 茂木の駐車場は、店舗の前に11台の駐車スペースが設けてあります。

らーめん右京 駐車場

今回お伺いした平日の13時ごろということもあってか、先客は数台。

しかし来店後、数分もすると平日の昼過ぎにも関わらず、8割方の駐車場が埋まってしまう程で、噂通りの人気店ぶり。

右京完熟味噌らーめん

麺(150g)と野菜の上に、味玉・メンマ・ワカメ・焼豚がトッピングされた、右京完熟味噌らーめん。

右京完熟味噌らーめん 

風味豊かな味噌スープは、コクのある濃厚な味わいで、プリっとした中細麺がスープによく絡みます。

味噌らーめん 右京

適度な半熟具合にボイルし焼豚のタレに漬け込んでいるという、味わい深い味玉。

直前に中華鍋で炒められ、出汁に煮出された野菜の旨みが、味噌の味わいを一層引き立ててくれます。

右京完熟味噌らーめん 右京

さらに太めのメンマに加え、程よい歯応えで肉感を味わえる、旨みの強い厚切り焼豚は極上。

メニューによってトッピングは刻み焼豚となりますが、ぜひ焼豚が一枚トッピングされている、右京完熟味噌らーめんをおすすめします。

らーめん右京 卓上 調味料

卓上の調味料は、醤油・酢・胡椒・ラー油が並びます。

自家製ラー油と味噌スープの相性が抜群なので、デフォルトで食べ進めた後は、ラー油を少し垂らしていただくのもおすすめです。

旨辛味噌らーめん

麺(150g)と野菜の上に、刻み焼豚がトッピングされた、旨辛味噌らーめん。

旨辛味噌らーめんも右京完熟味噌らーめん同様に、香ばしく炒められた野菜と味噌スープがベースですが、程よい辛さの唐辛子が、煮出された野菜の甘さをより一層引き立てて病み付きになる味わい。

味噌の奥深い風味とコクのある旨みの中に、ピリッと辛味が効いており、まさに”旨辛”の言葉がピッタリなラーメン。

宇都宮にあったらーめん右京同様に、移転後のらーめん右京 茂木もリピーターが多く訪れるお店だと噂を聞いていましたが、実食してみると改めて頷ける一品でした。

インタビュー

ここからはらーめん右京 茂木の店主 大森さんにへのインタビューを通じてお伺いしたことをご紹介します。

らーめん右京 店内

味噌について

スープに使用されている、味噌についてお伺いすると、「味噌会社に特注でお願いしている」とのこと。

風味豊かで奥深いコクのある味噌スープは、原材料選びにこだわるところから始まっていることが伺えました。

野菜について

注文ごとに大量の野菜を中華鍋で炒めた後、そこに出汁を加え、炒めた野菜を煮出しています。

「調理時間がかかりますが、これによって野菜の旨味をスープに引き出している」とのこと。

あらかじめ炒めた野菜を載せれば 時間がかからず提供できそうですが、先代から「それをやるなら右京の看板は下ろすように」と厳しく告げられているそうです。

焼豚について

焼豚の調理は「前日に茹でて、焼豚のタレに一晩漬け込み、朝から炭火でで炙っておき、さらに提供直前に鉄板で焼き上げる」

「年配の方が来店されるので、宇都宮の店舗よりも柔らかめに調理している」とのこと。

らーめん右京 焼豚

先代の宇都宮にあった右京を踏襲しつつも、お客さんに合わせて調理法に細かな調整を加える点からも、大森さんの心遣いを伺うことができました。

味玉について

味玉は「卵をボイルしてから焼豚のタレに1時間ほど漬けて味をつけ、宇都宮では固茹でだったものを茂木では半熟気味に調整している」とのこと。

トロトロ過ぎてスープに卵が垂れることなく、尚且つ半熟で滑らかさもある絶妙な茹で具合が特徴の味玉。

らーめん右京 味玉

同じタレに漬け込むことで、焼豚と味玉に調和が取れ、まとまりのある味わいになっているのだと納得。

また営業時間の前後4時間は仕込みに時間を割いているということで、営業時間以外に至るまで時間と手間をかけて、こだわりのらーめんを生み出しているのが伺えました。

そんならーめん右京 茂木で提供するラーメンは、店主 大森さんの細やかな気使いと手間と時間を惜しまないお客さん目線の仕事を投影しているかのようにも感じることができました。

またらーめん右京 茂木の近くには、サーキット場を備えた「モビリティリゾートもてぎ」があり、有名なレー シングドライバーの方もお忍びで来店されているそうで、ファンの間では聖地巡礼的なスポットにもなっているとのこと。

 

最後にらーめん右京 茂木の暖簾をバックに、店主大森さんと編集長で1枚。

らーめん右京 茂木

宇都宮にあったらーめん右京の暖簾を受け継ぎ、現在も使用しているそうです。

その名残から、右下の「茂木」は継ぎ接ぎ(つぎはぎ)があります。

以上、らーめん右京 茂木ご紹介でした。

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