日光市中宮祠、標高約1,200mの中禅寺湖東岸に位置する華厳滝(けごんのたき)は、高さ97mの断崖を湖の水が一気に流れ落ちる、迫力満点の滝。
「霧降の滝」「裏見の滝」と並び「日光三名瀑」の一つに数えられる他、和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」と並んで「日本三名瀑」にも選ばれています。
栃木を代表する景勝地として、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
華厳滝を見られる場所は2か所あり、遠景を楽しめる無料の展望台と、エレベーターで地中を下って低い位置から滝を眺められる有料の観瀑台が設けられています。
見る位置によって印象がまったく異なり、華厳滝のスケールをより深く体感することができます。
駐車場
華厳滝の駐車場は、「県営華厳の滝第一」「県営華厳の滝第二」があり、料金は24時間500円で利用できます。
県営華厳第一駐車場は約150台、県営華厳第二駐車場は約81台の駐車スペースが設けられています。
無料展望台
華厳滝の無料展望台では、「華厳滝 有料エレベーター」の南西に設置された展望スペースから、滝全体を見渡すことができます。
手軽に滝を楽しみたい方におすすめです。
華厳滝エレベーター
華厳の滝をより近くで見られるように設けられているのが、「華厳滝エレベーター」
1930年に完成したこのエレベーターは、地表から約100m下の観瀑台まで約1分で到達でき、そこからは滝壺を間近に見上げることができます。
営業時間
期間 | 営業時間 |
3月1日~11月30日 | 8:00~17:00 |
12月1日~2月28日 | 9:00~16:30 |
料金
区分 | 営業時間 |
大人 | 600円 |
小学生 | 400円 |
チケットの予約は不要で当日購入可能です。
有料観瀑台
華厳滝の観瀑台からは、迫力満点の滝の姿と響き渡る轟音、水しぶきが全身に伝わってきます。
晴れた日には、差し込む太陽光と水しぶきが織りなす虹が幻想的。
滝の右手には、柱状に並んだ岩の断面「柱状節理」がそびえ立ち、自然が何千年もかけて造り出した造形美が広がります。
さらに滝壺の周囲には「十二滝」と呼ばれる小さな滝も点在しており、主瀑とはまた違う繊細な美しさを楽しむこともできます。
華厳滝は、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれるのも大きな魅力です。
秋には滝を囲む山肌が鮮やかな紅葉に染まり、赤や黄色の木々と滝の白い流れが見事なコントラストを描きます。
一方、冬になると滝の周囲や十二滝の一部が凍り、氷の造形美が現れる幻想的な風景に。
春の新緑や夏の涼しさも含め、四季折々それぞれに違った美しさがあり、訪れるたびに新たな魅力を発見できます。
以上、何度でも訪れたくなる華厳滝のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県日光市中宮祠2479−2
アクセス
- 日光ICから車で約35分
- 東武日光駅からバスで約45分
駐車場
- あり(県営華厳第一駐車場 約150台・県営華厳第二駐車場 約81台)
電話番号
- 0288-55-0030(華厳滝エレベーター営業所)
営業時間
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定休日
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参考価格
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決済方法
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Webサイト
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SNS
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