今回は2代目として購入したデジタル一眼レフカメラ「Nikon D7100」に関するブログです。
やはりミドルスペックが欲しくなり
先日ブログにした「Canon EOS Kiss X7i」に次ぐ、2台目として購入したデジタル一眼レフカメラが「Nikon D7100」です。
スマホしか使ったことない自分にしては、初めてのカメラとしてX7iは十二分の性能で、出来上がる写真に感動を覚えたものです。
しかししばらく使っていると、「もっと画質の良いカメラなら…」など、ミドル機に該当するカメラに惹かれるシーンが出てきました。
風景写真、夜景ならNikon
もう少しスペックの高いカメラをと調べていると、どこかのレビューかブログで「Canonはポートレートに適しており、Nikonは風景写真に適している」との記述。
さらにNikonは、夜景にも適しているとのこと。
ちょうどこの頃から、夜景の撮影にも興味が出てきたタイミングだったので、安直過ぎですが若かりしき自分は何も疑いもせず、次に買うならNikonにしてみようかと思い始めました。
なんだこの撮り方は。この写真は。
そんなこんなで、今度はフォトグラファーさんのブログやインスタでNikonの作例を見ていると、一瞬で虜になった写真と出会いました。
それは夜間の歩道橋で街灯の光芒を映した写真でした。
それを見て、すぐ決めました。Nikonのミドルスペックを買おうと。
単純な購買行動だけど、それで良いのかも知れない
本当にこの時の購買行動は単純です。実機も見ずに、撮り方もわからない。
けどNikonのミドルスペックを買えば、「自分もこれが撮れる、撮りたい」と良くわからない自信と購入の理由づけ。
今よくよく考えれば、X7iでも十分光芒は撮れますし、理由付けも無理やりが過ぎる。
ですがそれほど光芒の写真は、自分にとって衝撃的な一枚だったのです。
目に見えていないものを写せるんだというワクワク
初めてのデジタル一眼を買ってから、「目の前に見えているものを綺麗な画質で撮る」ということはしていたものの、光芒のように目で確実に捉えられていないような写真は撮影したことがありませんでした。
というか、周りにカメラを触っている人がいなかったので、そんな撮り方、写真があるということすら、この時まで知りませんでした。
なのでもうワクワクが止まりません。またもやネットで購入し、その日のうちに光芒を撮りに近くの街灯のある歩道橋へ向かいました。
極寒の中、何度も試したあの日
その日は、雪もちらほら降っており、その地では珍しい氷点下、極寒の日でした。
しかも向かったのは、大きな川の上にかかる橋なので、風と冷気でさらに寒い。
事前にある程度、光芒の取り方は調べていたものの、撮影してみるとなかなか上手く撮れません。
そもそも自分は三脚を持っていなかったので、脇を締めどうにかこうにかカメラがブレないように、自力で固定していたからです。
さらに車の往来も多い道で、車は映したくなかったので、その点も避けるのが大変でした。
ついに満足できる光芒が
撮影し始めてから小一時間ほど。
ようやく、ついに満足できる写真が撮れました。
それがこちらです。
今みるとなんの変哲もない、素人が撮った写真ですが、撮る前のプロセスも含めて思い出深い一枚。
スマホで手軽に誰でも綺麗な写真を撮れるようになった今だからこそ、一枚の写真を撮るだけのために、氷点下の中一時間、粘るプロセスに浸るのもいいのかな、なんて思い返した「Nikon D7100」のブログでした。