日光市湯西川に位置する「ふる里本舗」は、平家の落人伝説が息づく歴史深い地で生まれた銘菓「平家最中」を手がける和菓子店。
平家最中は、湯西川温泉の魅力を形にした一品として、地元住民から観光客まで幅広い人々に親しまれています。
取材には、2代目店主の久岡元之(ひさおかもとゆき)さんが対応してくださいました。
お店は、3代目の息子夫婦と共に営んでいるそうです。
駐車場
ふる里本舗を訪れる際には、近くの日光市営駐車場をが便利です。
日光市営駐車場は、湯西川温泉街の中心部に位置しており、ふる里本舗までは徒歩約3分の距離にあります。
またふる里本舗は、朝10時から夕方16時まで営業しているため、湯西川のホテルや旅館に宿泊されている方も、散策のついでに気軽に立ち寄ることができます。
素材と製法へのこだわり
平家最中は、昔ながらの製法にこだわり、厳選されたシンプルな素材のみを使用して作られています。
つぶし餡には、北海道産の小豆、砂糖、寒天、食塩、水あめを使用し、余計な添加物を一切加えず、二日間かけてじっくり煮詰め作り上げます。
この丁寧な工程が、優しい味わいを生み出すのでしょう。
最中の皮は、餅米を原料に焼き上げられており、香ばしさと程よいサクサク感が餡と絶妙にマッチ!
シンプルな素材だからこそ、素材本来の風味をしっかりと楽しめる一品です。
また地元の風土を反映したデザインも見逃せません。
落人伝説にちなんだ家紋や茅葺き屋根をモチーフにしたデザインが、歴史の趣を感じさせます。
商品
ふる里本舗では、それぞれ異なる魅力を持つ2種類の商品を製造・販売しています。
どちらも湯西川のお土産として人気が高く、訪れた際にはぜひ手に取っていただきたい一品です。
もん
平家の家紋である「丸に揚羽蝶」と隠れ里を象徴する「丸に片喰」が型押しされた最中「もん」。
料金は、1箱6個入りで800円(税込)。
中には、つぶし餡がたっぷりと詰まっており、上品な甘さが口いっぱいに広がります。
湯西川の旅館やホテルでは、お茶請けとしても提供され、多くの人に親しまれています。
またこちらの商品は、店舗販売だけでなく、通販でも購入が可能です。
遠方の方でも、自宅で湯西川の味を楽しめるのが魅力。
くりやかた
茅葺き屋根をモチーフにした「くりやかた」は、餡の中に大粒の栗を丸ごと一粒包み込んでいます。
料金は、1箱6個入りで1,290円(税込)。
栗のホクホクとした食感と餡の甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。
「なるべく大きな栗を入れています。」と久岡元之さん。
贅沢な味わいと可愛らしいデザインで、お土産にも最適です。
店主さんからのメッセージ
最後に、久岡元之さんから読者の皆様へメッセージをいただきました。
湯西川にお越しの際は、ぜひふる里本舗にお立ち寄りください。
心を込めてお作りした平家最中を、ご堪能いただければ幸いです。
以上、湯西川温泉の銘菓「平家最中」を手掛ける、ふる里本舗のご紹介でした。
基本情報
住所
- 栃木県日光市湯西川678−3
アクセス
- 湯西川温泉駅から車で約16分
駐車場
- なし(近隣に市営駐車場あり)
電話番号
- 0288-98-0103
営業時間
- 10時00分~16時00分
定休日
- 水曜日
参考価格
- 〜1,000円
決済方法
- 現金
Webサイト
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